訳ありJK審神者になる 3

108話 ページ13

けど、もう私に出来ることは

恐怖に怯え私に対しての思いが入り交じって

どうしたらいいか分からなくなっているみんなに別れを告げることだけだ

骨喰に関してはもう再起不能か


…いや、それでいい。

私の言葉なんて聞かない方がいい



ごめんね。


『……あーあ。気づかれちゃったか』

びくりと肩を震わせ私の方をみる

私は笑った

私を見た目はもう光が点っていなかった


『…凄いですねぇ。

私もあなたみたいな賢い人がいるなんてビックリです。

貴方はきっと聡明で勇敢で素晴らしい人材なのでしょう

あーぁ。貴方を先にすれば良かったかな』

私らしくない言葉を並べる

けど、仕方ない

これがあなたの望む言葉なのでしょう？

私はにっこりと笑う

へし切「はっ。それがお前の本性か人間よ

ははっ！俺が先なら良かっただと？

お前などに俺は堕ちん！

残念だったな！ここでお前は死ぬのだから」

『…ほんと、最悪。

もうちょい上手く行くはずだったんだけどなぁ

あーはいはい。降参でーす。

どうぞお切りくださーい』

陸奥「…ずいぶん素直じゃなのぉ。

それも何かの策であるか？人間？」

疑い深い人は嫌いだ

あぁ、そうだよ。これは作戦

貴方達に私が殺されるためのね

そして、死んで嘲笑ってやる

『あぁ、騙されるなんてざまあみろ』ってね

だから早く 早く

『…ﾆｺｯ

策だなんてとんでもございません陸奥守吉行様？

だって私は絶体絶命もう死ぬしかないのですから。足掻くだけ無様でしょう？』

私はあなたに屈しない

私はそんな思いで彼らを見る

……半分やけだけど

？「…なら、どうして手入れなんて」

震える声で茶色がかった髪の半分分け目な神様が私を見ていう

…それいう必要あるの？

私ははぁ…とため息をして彼らに告げる

『痛いのは嫌いなので』

淡々と告げる

今の私の顔はきっと死んでるんだろうな

だってみんなすごく怯えているから

…っていうかそれ当たり前じゃない？

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