9の2乗 ページ9
再び時を飛ばすこと3年
て「よし！いっせーの、で見るぞ！」
「おぅ！」
結局私はあの6人と仲良く高校生活を終えた
で、今は大学の合否発表を見に来てる
私は193番、てつやが194番
「えーと、185…187…190…192!!」
て「あったぁぁぁぁぁぁ！！」
「やったね！！」
て「わーい！！！」
無事2人とも合格しましたとさ
_________2ヶ月後
「とうとう来ましたね、てつやさん」
て「道のりは本当に長かったですね」
時は飛んで今から大学生活が始まろうとしている
相変わらず勉強は嫌い
それはてつやも同じようで…
て「なーんで勉強しないといけないんだー！」
「それなー！」
傍から見たら馬鹿なヤツらだよな
て「お前大学でも絶対友達できねぇだろ」
「うっせぇなぁ。てつやがいたら十分」
て「おう。ありがとな」
仲はさらに深まったらしい
て「てかこの大学、偏差値なんぼなん？」
「35」
て「結構高いな」
「私達が低いだけ」
私達がこれから通うのは"名古屋商科大学"
私は別にどこでもよかったけど、てつやがここって言ったから一緒のところを受けた
「彼氏できるかな？」
て「俺がおる限りできんな」
「さっさと○んどけ」
.
て「あ、言いたいこと思い出した」
「どしたん？」
て「バイト一緒にせん？」
「いいけど、どこ？」
て「ガスト」
「やる」
て「よし決まり。履歴書書いてきてね〜」
と言って履歴書を渡してくる
「準備万端かよ、笑」
て「笑」
「てか、この感じ懐かしいな」
て「？」
「ほら。高一の時初対面で自己紹介カード渡してきたじゃん」
て「あー、そんなこともあったな、笑」
「としみつに渡した時めっちゃ戸惑ってたよね、笑」
て「それ、笑」
【祝】初バイト
.
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作者名：こりょぬ | 作成日時：2018年10月18日 20時
