［ Day 1 ］始まりは確か ページ2
私達は幼馴染
だいちくん、はじめくん
ようへいくん、ともたかくん
りゅうしょうくん
それと私の弟のけんすけも合わせて
どこへ行くのも一緒だった
みんながいれば怖くないと思ってた
でもね、やっぱり関係は続かなかったんだよ
あれは確か、中学生の時の話
…
…
…
ま「 初めまして！〇〇中学校から来ました
榎本まなです！よろしくお願いします！」
第一印象は「 元気な子 」
可愛くて、元気で明るいまなは
すぐにクラスの人気者になった
スクールカースト一軍のトップに君臨していた私達幼馴染軍団と仲良くなるのは必然的で、いつの間にか私達にまなも加わっていた
初めて女の子の友達が出来て、
すごく嬉しくてけんすけに報告したっけな
まなが転入してきて数ヶ月
私達は昔からの友達のように笑いあっていた
なのに、なのに。まなが変わってしまった
いや、元々だったのかもしれないけれど
いつもの笑顔で「 放課後一緒に掃除しよ！」って言われて、断る理由もなく頷いた
掃除場所だという体育館裏にまなと一緒に来た
『 さ、掃除掃除〜 … って、まな？』
ま「 … あんたが目障りなの 」
『 え？』
ま「 あんたさえいなければ！！
私ははじめくんと仲良くできてるかもしれないのに 」
『 もう充分仲良いじゃん。
というか、まなどうしたの？
いつもそんな感じじゃないじゃん 』
ま「 うるさい …。うるさいうるさいうるさい！！」
『 ちょっと、まな！！』
まなは自分の顔を殴っていた
必死に止めるもやめようとしない
騒ぎを聞きつけた先生が来た
『 先生！まなが ま「 Aちゃんに殴られましたぁ！」へ？』
ありもしないことを言われ、混乱する
先生「 … どういうことだ？」
『 先生！私殴ってなんてないです！』
先生「 お前の話は聞いてない！」
『 そんな … 』
さらに騒ぎが大きくなり、生徒まで集まってきた
ふとはじめくんの姿を見つけて、走り出す
『 はじめく は「 まな！！」』
はじめくんは私に見向きもせず、
まなのところへかけていった
まなの頬を撫でて、私も睨んでくる
は「 … 中山 」
1回もされたことない苗字呼び
あまりの威圧感に思わず肩を震わせる
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 142人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ペコ - 最新楽しみにしてます！ (2019年7月6日 19時) (
レス) id: d6a2adbe5a (このIDを非表示/違反報告)
ほたる - めっちゃ面白くて見入ってしまいました！！！更新楽しみにしてます！！ (2019年6月30日 18時) (レス) id: 25d2c54691 (このIDを非表示/違反報告)
はゆ(プロフ) - ペコさん» ありがとうございます！！今後もお楽しみください (2019年6月25日 19時) (レス) id: 836371a2ee (このIDを非表示/違反報告)
ペコ - 面白い作品ありがとうございます！こういう小説大好きです！続きが気になります！ (2019年6月24日 16時) (レス) id: d6a2adbe5a (このIDを非表示/違反報告)
ゆずれもん - はゆさん» 確かにともたかはザッともたかて感じですね (2019年6月14日 19時) (レス) id: cb597fc79d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：はゆ | 作成日時：2019年6月8日 18時
