幼馴染と許嫁とか、どっちかでいい！【名前変換オリジナル】

天宮さん…？ ページ35

校門には、天宮さんの待つ車が待っていた



ｺﾝｺﾝ


軽く車を叩いた

あ、前のときみたいに勢いようじゃないよ？教訓を得たからね




「すみません！遅れました！あの……お願いなんですけど……」


本当に申し訳ない……だけど、手伝ってくれた奏斗を一人で帰すのは悪いし……
そう思って、私は天宮さんに奏斗の家まで送ってもらおうと思ったんだ



「はい。なんでしょうか」


天宮さんはいつもの暖かい笑みを浮かべ聞き返してくれる

うぅ……なんかますます悪いよ……



「奏斗を家まで送ってはいただけませんか……？」



私がそう言った途端、天宮さんの表情が曇った




「あ、あの……？」



「奏斗様をお送りすることはできません。さ、A様、お乗り下さい」



きっぱりと言い切った天宮さん

なんで……？





「あの、お願いします。手伝ってくれていたんです。先生から頼まれた雑用……それで奏斗、こんなに遅くなっちゃって……」



「A様からのお頼みでもできません。したくありません。」




？

したくない？



でも、奏斗に悪い……



……仕方がない。私が奏斗の家まで奏斗を送ろう






「……そうですか。では、私は奏斗の家まで送っていきますので」


「え！？いえ！A様が危ないです！」



慌てたように天宮さんが言う





「でも……奏斗に悪いので……」



「…………分かりました……お乗り下さい……」




渋々、と言ったようにドアを開ける天宮さんが不思議で仕方がなかった








私が遅かったのに他の人の家にも行けなんて……駄目だったかな…？




図々しかった……？




そう思い始めるとそうとしか思えなくなってくる








天宮さんに謝らないと……！





━━━━━━━━━━━━━━━

みなさーん！

2020年ももう終わりですね……

私は自分専用のスマホ持ち始めて初めての年越しなのでどきどきです(←何故だ

まぁ、良いお年を！

明日も更新する予定です

なんだか、一話一話更新するのどきどきですが、どうにか完結させたいと思っていますので、応援していただけるとすっごく嬉しいです！


それでは、来年が良い年になることを願って♪¨̮⑅*⋆｡˚✩.*･ﾟ.*･ﾟ .ﾟ･*.♪¨̮⑅*⋆｡˚✩.*･ﾟ

そらまめです...→←彼氏、彼女

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す