久しぶりの ページ37
アパートに帰り急いでご飯を作る。
その間に、実弥は着替えに行った。
変な感じ……
数時間前までは、実弥と
目も合わせなかったんだもん。
私が避けていたから。
☆☆☆
実弥が部屋へ入ってきた。
「ただいまァ」
ご飯を作って手の離せない私の後ろから
お約束のハグ…
腕でしっかりホールドし、肩に顔を寄せる。
「あの…ご飯作りにくいな…」
「ん……久しぶりだから……
も、ちょっとこのままァ」
実弥に顔を向けると
二人の顔が近づき唇を重ねる
実弥は、愛おしそうに
私の唇を優しく食む
そして私に囁く
「お前が離れて行くのは…堪えられない。
嫌な思いさせて…本当に…悪かったァ。
ごめん」
「本当だよ……実弥は、優し過ぎなの。
もう……私以外に優しくしないでよ」
ジロリと睨むと
シュン……となる実弥
「くす……もういいよ。許してあげる」
「さ、あと少しで出来るから、向こうで待ってて？」
「分かった」
私の頬にキスをし、リビングへ移動する。
ご飯をリビングのローテーブルに並べると
実弥の顔がぱぁぁ……と明るくなる。
うん、、まるで…
尻尾を振ってるご飯待ちの大型犬…
かわいい！
「はい、どうぞ？」
「うまそー！！いただきます！」
あーあー、そんなにガッツかなくてもね…
おかずは逃げていかないから。
ニコニコしながら食べ終わるのを見届けた。
「ご馳走さま。やっぱりお前の飯最高」
そして実弥が急に真剣な顔をして私を見つめた。
「A？本当にありがとう」
ん？
「何？改まってどうしたの？」
「離れてた時に…お前が…いつも俺の身体を気遣ってくれていたって…嫌ってほど分かった。」
「実弥…」
「お前が傍に居ることが当たり前になりすぎてて、有り難みが薄れてた。」
「それに…お前が他の男と楽しそうに
話してるのを見て…死ぬほど妬いたァ」
「そんな風には見えなかったけど……」
「余裕ないように見せたくなかったんだよ……」
顔を真っ赤にしてボソボソ言う実弥。
かわいい……
「じゃあ……もう、喧嘩しないようにしよう？」
でも…釘をさしておく。
「実弥は……女の子との距離……考えてね？
ただでさえファンが多くて、実弥狙ってる子いっぱいいるんだから。」
頷く実弥。
本当に分かってるのかなぁ？
「なぁ…？」
また真剣な顔の実弥
「俺…お前がいないとダメなんだよ…」
「実弥…？どうしたの？」
愛おしそうに私を見つめて言った
「A…愛してる」
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凪子(プロフ) - 実弥パパだぁ！絶対、嫁にやらねェ！！とか言いそう…笑。 (2021年3月27日 23時) (
レス) id: 33c3d87eb8 (このIDを非表示/違反報告)
えのき(プロフ) - 心さん» 煉獄さん推しなのね！さねみん作品ばかりなのにありがとう！またお待ちしてます！ (2021年3月27日 20時) (レス) id: 9c3da7f4d0 (このIDを非表示/違反報告)
えのき(プロフ) - 真季さん» 私の作品を楽しみにして下さって幸せです！嬉しいです！調子に乗るので多分新作すぐ出しますw (2021年3月27日 20時) (レス) id: 9c3da7f4d0 (このIDを非表示/違反報告)
心(プロフ) - 本当に本当にお疲れ様でした！もう寂しい気持ちとこのほっこりが混ざって、、そして最後まで名前出して頂いて(T_T)恥ずかしいけど嬉しい//ありがとうございます！煉獄さん推し、だけどえのきさんのならなんでも読みます☆この先もずーと応援し1番の不安です！ (2021年3月27日 20時) (レス) id: 8b8beb8b4b (このIDを非表示/違反報告)
凪子(プロフ) - やったー！番外編あるのね！！読む読む(^^) (2021年3月27日 19時) (レス) id: 33c3d87eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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