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試合 ページ23

花泉A16才
大きなため息とともに
週末の日程の紙とにらめっこ中

はあぁ……

「どうしたの?」
陽菜が聞いてくる

「土曜日のトレマ…元カレいる高校じゃん。」

「まじ?もうさ、これはさっさと岡崎先輩と付き合って、元カレに見せつけちゃえば?うふふ」

くそ…面白がってんなぁ…陽菜…

「まぁ、まだ1年マネが行くかわかんないしさ?」
と話していたところに安江先輩がきた。

「あ、2人いたいた。土曜日のトレマ、私と1年が行くからねー。部員人数確認、諸々準備よろしくね?」

「はい!」

安江先輩の命令には逆らえない。
頑張るしかないな。

2年メインの試合だし、、実弥がいるとは限らないしと言いきかせた。


さゆりに話すと、
「もう、先輩と付き合うしかないな!」
陽菜と同じ事を言われた。
二人とも頭、お花畑かよ……



☆☆☆☆


土曜日の朝

実弥の学校に来た。
安江先輩から
今日のタイムスケジュールを見せてもらう。

「今日は、暑いから。スポドリ、氷の準備気を付けてね?スコアは、私がやるから。残りよろしく。」

「はい!」

1軍と2軍のトレマらしい。
私は2年メインの1軍のサポートに入る事になり、
1年の実弥とは、時間が違うから会わないかもと、
ホッとする。

水を汲みに水道を探していると、
相手チームのマネージャーが声をかけてくれる。
「何か探してますか?」

「あ、すみません。水道の場所教えていただけますか?」

「それなら、このフェンスの向こうにありますよ?」

「ありがとうございます。今日は、宜しくお願いします」

「こちらこそ宜しくお願いします」

挨拶をしていると、後ろから呼ぶ声がする

「サクラ?何してるの?ライン引くの手伝って?」

「あ、はーい。じゃ、失礼します」
にっこりと笑ってグランドへ戻っていく。

サクラって呼ばれた?
とても可愛らしい子だった。


今の子がもしかして……
部員の為に一生懸命働いてるな…

彼女を見ていると、

「A?水ー!」
安江先輩が怒鳴る!

「はい!今汲んできます」

バケツを持って水場へ走っていくと

相手チームの選手がタオルで頭を拭いていた。

背の高い人だなぁ……

あ、挨拶しなきゃ。

「おはようございます。今日は……」

タオルを取った選手と目が合う









ガシャン!!!

バケツを落としてしまう。









「A……?」

試合→←どうする?



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えのき(プロフ) - 巴さん» はじめまして!コメントありがとうございます。この先はハードにはいかない予定です( *´艸)なんせ前半がハードだったもので(*_*)こっからは甘々になるかなーと( *´艸) (2021年3月15日 22時) (レス) id: 9c3da7f4d0 (このIDを非表示/違反報告)
えのき(プロフ) - 凪子さん» 返信遅くてごめんなさい(;_;)泣いてくれたのね(;_;)この先は実弥さんに頑張ってもらいます! (2021年3月15日 22時) (レス) id: 9c3da7f4d0 (このIDを非表示/違反報告)
- このまま甘々、ラブラブで終わって欲しいけどサクラちゃん黙ってないよね?反撃はお手柔らかに…ヒロインより先に私の心が折れてしまう。 (2021年3月15日 22時) (レス) id: 7c1fbdaf37 (このIDを非表示/違反報告)
凪子(プロフ) - 朝から泣かせるんじゃねェ!!やっぱり実弥さんはカッコいい&優しいのだ!!! (2021年3月10日 7時) (レス) id: 33c3d87eb8 (このIDを非表示/違反報告)
えのき(プロフ) - 凪子さん» ここらでお互い正直になってもらわないと、書いてる方も身が持たない(;_;) (2021年3月9日 18時) (レス) id: 9c3da7f4d0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:えのき | 作者ホームページ:ありません  
作成日時:2021年3月1日 22時

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