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ページ47

あれから数日が経ち

瞬く間にサクラがフラレたらしいと広まる

「あの二人何があったの?」
「元々付き合ってたんじゃなかったんだねー」
「えー?ならさ、サクラ意外と図々しい子だったんだね」
「だよねぇ?ずっと彼女面してたんだよね?」
ヒソヒソ話す女子グループ

サクラの事が気になる。
これがきっかけで
おかしな事にならないと良いが……





前からよく絡んできてたやつらは、
朝から俺の周りをうろつく。

「ねぇねぇ?実弥くんフリーなの?
私と遊んでよ?」

「ちょっと抜け駆けはだめ!私が
デートするんだから」

は?誰がてめぇら相手にすっかよ……
「はぁ……めんどくせ……」
机に肘をついて窓の方に顔を向けて
聞かなかったことにしていると

「不死川ー?なんかお前、
面白い事になってんな?」
ニヤニヤしながらツレの村田が聞いてきた。

「うっせェな、イチイチ反応すんなよォ」

「いやいや、お前がサクラちゃんフッたって、すげえ噂になってるし。あんな可愛い子をもったいないな?」

……ったく人の気も知らずに。

「俺、地元に女いるから」
めんどくせーから村田に言ったのが間違ってた


「マジ?おーい皆!
不死川は地元に彼女いるらしいぜ?」

村田が大声で言いやがった

え?

クラスの女子がほぼこっちを向く。

一瞬シーン…としたあと
キャーと悲鳴が響いた
「地元に彼女いるなんて私聞いてない!」
「うんうん、聞いてない!ショックぅ〜」
女子が騒ぐ

は?なんで言わなきゃいけねぇんだよ?
俺が誰と付き合おうと関係ぇねぇし。

「おぃ…村田ァ?
お前…なんで言うんだよ…」
村田の上から睨み付け
「ひぃ……」
思いっきりヘッドロックしてやった

「あ"ー!いたた…ごめん!悪かったぁ」
しばらく苦しめ!
「ギブギブ!」

仕方なく村田を放してやると

今度はルームメイトの粂野が
「あー、不死川の彼女?
俺、この間テレビ電話で話したわ?」

「マジ?可愛かった?」
村田が食いつく

「おぅ、可愛かったぜ」
ニヤリと笑う粂野。

「おい?何勝手にしゃべってんだよ!」

「いいなぁ、なんでお前ばっかりモテるんだよぉ…」
悔しがる村田

そんなこと知るかよ…
俺は迷惑してるんだからよ…


「次試合で会ったら紹介しろよ?」
ニヤニヤする粂野。

「は?絶対ェ嫌だね」

全力で断るわ!

愛しくてたまらない→←サクラと俺



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えのき(プロフ) - 巴さん» はじめまして!コメントありがとうございます。この先はハードにはいかない予定です( *´艸)なんせ前半がハードだったもので(*_*)こっからは甘々になるかなーと( *´艸) (2021年3月15日 22時) (レス) id: 9c3da7f4d0 (このIDを非表示/違反報告)
えのき(プロフ) - 凪子さん» 返信遅くてごめんなさい(;_;)泣いてくれたのね(;_;)この先は実弥さんに頑張ってもらいます! (2021年3月15日 22時) (レス) id: 9c3da7f4d0 (このIDを非表示/違反報告)
- このまま甘々、ラブラブで終わって欲しいけどサクラちゃん黙ってないよね?反撃はお手柔らかに…ヒロインより先に私の心が折れてしまう。 (2021年3月15日 22時) (レス) id: 7c1fbdaf37 (このIDを非表示/違反報告)
凪子(プロフ) - 朝から泣かせるんじゃねェ!!やっぱり実弥さんはカッコいい&優しいのだ!!! (2021年3月10日 7時) (レス) id: 33c3d87eb8 (このIDを非表示/違反報告)
えのき(プロフ) - 凪子さん» ここらでお互い正直になってもらわないと、書いてる方も身が持たない(;_;) (2021年3月9日 18時) (レス) id: 9c3da7f4d0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:えのき | 作者ホームページ:ありません  
作成日時:2021年3月1日 22時

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