彼と私 ページ23
次の日の朝
あまり眠れなかったな……
でも、天元の事は、不思議と
スッキリしていた。
いつもより早く家を出ると、
外に実弥がいた
「よぉ」
昨日の光景を思い出し
私はドキドキする
幼馴染みといえども
抱きしめられたんだもん。
逞しい実弥の腕の感触が甦り
恥ずかしさで
私の顔に熱が集まった
「あ……おはよ」
実弥は、私の反応を見てから
「昨日は…悪かったな……その…Aの気持ちも考えずに、抱きしめちまった……」
「ううん…気にしないで？
こっちこそ、
色々とごめんね？」
自然と、二人で歩きながら話す。
これまで、私とは用事がない限り
ゆっくり話すことなかった実弥。
こんな風に会話するなんて
あまりなかったから緊張する。
まずは実弥にお礼を言わないと……
「実弥？私、今まで誤解してた」
私が言うと
私の顔をじっと見つめる実弥
「実弥に色々助けられてたの、聞いたんだ」
「私の為に、クラスの男の子と喧嘩してくれたり、天元の事だって……
本当に、ありがとう」
実弥の顔がみるみる赤くなり
私を見ていたのに、そっぽ向いた。
「別に……」
あれ？クールな実弥がこんな顔するんだ……
「実弥…照れてるの？」
「は？んなわけねぇだろ？気のせいだよ」
早足になり私より少し先を歩いて距離を取り
「さっさと行くぞォ」
そう言うと表情を見られないようにプイッと前を向く。
「うん、いこ！」
クスクス笑いながら少し後ろを歩く。
私は普段見た事ない実弥を見て、
新鮮な気持ちになった。
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えのき(プロフ) - 凪子さん» つらいね(;_;) (2021年2月28日 20時) (
レス) id: 9c3da7f4d0 (このIDを非表示/違反報告)
凪子(プロフ) - 天元くん、つらいね…泣。 (2021年2月28日 18時) (レス) id: 33c3d87eb8 (このIDを非表示/違反報告)
凪子(プロフ) - 天元登場か〜い！もう、たまりませんやん！！！ (2021年2月27日 17時) (レス) id: 33c3d87eb8 (このIDを非表示/違反報告)
凪子(プロフ) - 俺にしとけよ……はい！私なら即答です。 (2021年2月23日 8時) (レス) id: 33c3d87eb8 (このIDを非表示/違反報告)
えのき(プロフ) - 凪子さん» 実弥さんと取り合ってもらいたい(*/∀＼*) (2021年2月21日 20時) (レス) id: 9c3da7f4d0 (このIDを非表示/違反報告)
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