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母校へ ページ30

「わりぃ…断れなかったァ」
実弥が謝る

『う…ん。まぁいいよ。』

母校の中等部の家庭科授業で子どもの成長の勉強があるらしく
風花位の子どものモデルがなかなか見つからず
誰かが不死川先生の所に1才前の赤ちゃんがいると聞き、頼んできたらしい。

学校へ行くのはよい。

でも……
あの先生には…会いたくない。
実弥に、あの人との話を一切するなと言ってあるから、私に話してこない。

だから……学校でどれだけ接触しているのか?知らない。連絡がきたりするがもちろん…実弥は出ようとしない。私に気遣ってのことだと思う。
未だに電話も入ってくるから、接点はあるのだろう。
もし……彼女が諦めてなかったら??
もしも…実弥に魔が差したら?
二人で話してるところを見てしまったら、心穏やかにはいかないだろう。
私の様子をみて実弥が心配する。
「A…?大丈夫か?」

『え?あ……うん。大丈夫だよ。分かった。日にちはいつかな?』

「来週だ。朝、オレと一緒に行けばいいから。」


そして当日

学校へ着いた
実弥が風花を抱き校舎へ入ると

「あ!不死川先生が赤ちゃん抱っこしてる!!」
なになに?どうして?
きゃー かわいい!!
あっという間に囲まれる。

さねみん子ども似合わない〜!!

実「今言ったやつ誰だァ」
きゃーきゃー騒ぐ生徒

風花は突然沢山の高校生に囲まれたため、
びっくりし、
「ふぇ……ぱぁぱ…」と実弥にしがみつくと

うわ!不死川先生がパパって言われてるぅー
ぎゃははは

実「おぃ…娘がビビってるから離れろォ」
シッシッと追い払い職員室へと向かう。

職員室へ行くと、懐かしい先生方と対面。

「桜庭…じゃなかった、不死川さん、久しぶりだね?今日はありがとう」
『先生ご無沙汰してます。今日は宜しくお願いします』
家庭科の先生が気づき、こちらにきた。
「不死川先生!今日はありがとうございます!お子さんめちゃくちゃ可愛いじゃないですかぁ、抱っこさせてください」
実「どうぞ、風花?抱っこしてもらえ?」

「ふぇ……ん ぱぁぱぁ……」ぎゅうっとしがみつく。
実弥から離れない……ははは。
『すみません…こうなると、実弥か私以外だめなんですよ』苦笑い

授業……大丈夫かなぁ……

心配になってきた

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設定タグ:不死川実弥 , 鬼滅の刃   
作品ジャンル:恋愛
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まゆまゆの実 - 実弥が一番好きなので続き楽しみにしてます!玄弥も好きです、玄弥のも作って欲しいです (2021年1月21日 1時) (レス) id: 442319c796 (このIDを非表示/違反報告)
croixdusud04231(プロフ) - 更新楽しみにしてます(^-^)これからも頑張ってください(#^.^#) (2021年1月19日 18時) (レス) id: 54851fbd9e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:えのき | 作者ホームページ:ありません  
作成日時:2021年1月19日 14時

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