風の奥様は大学生2

逆子？ ページ14

私の情緒不安定は継続中…
イライラ
急に泣く
落ち込む
眠気
色々だ。

実弥も最近は慣れてきて、私の扱いが分かってきたもよう。
毎日ケンカしながら？仲良く過ごす。

先日の一件もあり、色々と実弥と話し合った。
お腹が大きくなり大変だから、一緒にお風呂に入ることになった。
実弥は最初抵抗したけど、スキンシップは大事なんだよ？
髪を洗ってもらおう。

そしてお腹が急激に大きくなってくるこの時期……
すごく気になること

妊娠線だー。
本当に恐怖だわ……

出てしまったら最後…もう治らない……
そんなのが出てしまったら、２度と実弥に見せたくない。女終わりだ……
仲良くなった妊婦友だちと、情報を共有、予防クリームを購入した。

お風呂上がりに実弥に塗ってもらおう……と。

入浴中……
湯船に浸かるとベビちゃんの動きは活発になる

『実弥！お腹触ってみて！』
ボコボコ！
「蹴ってる？」
『うん。今日はやたら動くよ』
「おーい、風呂気持ちいいのかぁ？」
とベビちゃんに向かって話しかける実弥

ん？なんだか……今日はやたらお腹の下を蹴るような？？
気のせいか？

お風呂から上がると、

『実弥お願い？』
と、クリームを出す。

「はぁ？オレが塗るのか？」
コクコクと頷く私

「あのなぁ…いくら大きいお腹といったって…風呂だってお前の裸にムラムラし……いや、なんでもない。」

大男がちっちゃくモゴモゴ何か言ってる。
かわいい！！
いじめたくなっちゃった！

『私に触るのがそんなにいやなの？』
上目遣いで言ってみた。
観念した実弥は
「わかったよぉ……やりゃあいいんだろ？」
ぶつぶつ言いながら
クリームを手に取り
私のお腹に塗り伸ばしていく

『ひゃ……くすぐったい…あ…ん実弥…』

「……おい！そんな声だすなああ！！！」
真っ赤になる実弥。
必死に何かを堪えてるぅ……

毎日堪えてね？実弥？ふふふ


ーーーー
健診の日

医「あらあら、骨盤位ですねぇ……。
いわゆる逆子です。今日から逆子体操しましょうね。
ご主人に協力してもらってくださいね？
36週までに、もどらないと、自然分娩は難しくなりますから。頑張りましょう。」





あちゃー……逆子かぁ









『毎日お布団の上で私を押し倒してほしいの。お願い実弥。』


「はぁ？本当に……していいのか？」


『大丈夫。思いっきりして？』


ゴクリと実弥の喉がなる


『はやくぅ……』

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