風の奥様は大学生2

許してあげる ページ4

先日の件……

ジャケットに香水や


二人でご飯


そのせいで、ついつい実弥に怒りをぶつけてしまった。


ちょっと…やり過ぎちゃったかな


ごめんね実弥


でも、いくら気がなくても


あんな若い可愛らしい先生といつも一緒にいるかと思うと、ヤキモチやいちゃうなぁ。


色々反省する



ーーーー


同窓会の最後に、皆で写真を撮ろうと集まる。


そして、2次会会場へ移動することとなる。


会場までの道のり


車で移動中

実弥が口を開く
「A……」

『なあに？』

「嫌な思いさせて悪かった」

『私も、ごめん……つい…』

「北原先生とは本当になんでもないからな」

『分かってるよ。』

『でも……』

『北原先生が可愛かったから……』

「から？」

『ちょっと妬いちゃった』

『だから……』

「A…」



赤信号で停車した瞬間……


実弥の顔が近づいて


唇が重なる


「ずっとキスしたかった」


『もう！！…許してあげる』


「良かったぁ……」


実弥は


何をするにも、かっこいいんだもん。


いつも心配になるんだよ？


だから、私…


実弥がいつまでも私だけを見てくれるように


かわいい奥さんでいられるように


努力するね。

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