出来ちゃった！？ 5 【不死川実弥】

久しぶりの女子会 ページ9

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今日は、蜜璃ちゃんからのお呼び立てで、久しぶりにランチなのよー！


伊黒さんから「たまには羽を伸ばせ」と、
お休みをいただいたようだ。

といっても、最近子供たちが言うこときかなくて……
詩乃ちゃんちでそれぞれ持ち寄りゆっくりお喋りすることになりました。





「おじゃましまぁす！」


相変わらず……素敵なお宅だわぁ。


素晴らしい装飾品の数々……。
あんた達、絶対に壊さないでよ？と、
子供たちに言い聞かせる。



小林さんの事から……実弥の異動でバタバタしていて、皆とゆっくり会ってなかったんだよね…。
だから楽しみぃ。



なんだろうなぁ。ワクワクしながら待っていると
蜜璃ちゃんもやってきた。



「きゃぁ！！Aちゃん久しぶり！相変わらず可愛い…あら？なんだか…肌艶良くない？あ！不死川さんと上手くいってるのねぇ？素敵だわぁ！」




「あはは！その節はご迷惑おかけしました。うん、今すごく順調なの。あの一件から実弥、少し変わったんだよねぇ。なんだろ？上手く説明できないけど。
少し大人になったというか……。
あ、それより蜜璃ちゃんこそ…、伊黒さんとの新婚生活はどう？とっても幸せそうだね！」


本当に。幸せそうな彼女を見ると、何故だかすごく、ジィ〜ン……ときて、泣きそうになる。


「そうなの。あのね？……どうしよう、恥ずかしい。」


ん？どうした？
真っ赤になる蜜璃ちゃん。


「蜜璃ちゃん、どうしたの？何か変わった事あったの？」


そう聞いたのは、詩乃ちゃん。








「……えっとぉ…………」

モジモジしてる蜜璃ちゃんたら…可愛すぎ！！




ちょっとまって？


「ねぇ……？もしかして………………ベビチャン？」


私が聞くと、真っ赤な顔でこくり、と、頷いた。









「きゃぁぁぁぁ！！！おめでとう！！」

嬉しすぎて叫びまくる私に、詩乃ちゃんも
私の肩をツンツンしてくる。


「あのね？私も報告が……」







……え？

詩乃ちゃんが、煉獄さんと、日々男の子狙って頑張ってることは知ってるけど……



「…もしかして、詩乃ちゃん……も？？」



「ええ、その…もしかして…なのぉ‼️」






「うわぁぁぁ！！おめでとう！！」


「お義父さんもね？無事に生まれたら、もう、どっちでもいいって仰ってくれたの」


「そうかぁ…」

嬉しくて涙が…


「やだ、Aちゃん、泣かないでよぉ」


嬉し泣きしてると、ふと気づく。

ちょっと待って…そういえば私も…






あ！！！

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