出来ちゃった！？ 5 【不死川実弥】

拓弥の先生 ページ45

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連日のように詩乃ちゃんから赤ちゃんの写真が送られてくる。赤ちゃんの名前は、蒼寿郎くん。煉獄家幸せいっぱいだよね。おじいちゃんのお顔、緩んでるだろうなぁ、、。そして、蒼寿郎くん…あなた……



「…本当に煉獄さんそっくりだわ。」



スマホを見ながら呟いていると「だなァ…。髪色も、瞳も煉獄と瓜二つ…」そう言いながら後ろから抱きしめ私のお腹をさする実弥。


「ん、うちは、どうだろうね？実弥そっくりかな？私かな？」


実弥を見つめながら聞いてみると、頬にキスを落としながら「五体満足ならどっちでもいいさ。お前に似ていたら可愛いだろうしなァ？」と嬉しそうにする。


「実弥に似たらカッコいいよ？もうすぐ会えるね。」

「だなァ。そン時は忙しくても絶対に仕事切り上げるからちゃんと連絡いれろォ。」


そう言いながら今度は額にキスを落とす実弥。


「ん…分かってるよ。楽しみに待ってて…………ねぇ、ここには……してくれないの？」


唇に指を当て、おねだりすれば「今からしようと思ってたァ」と、優しく唇が重なる。
実弥に愛されている実感が湧く瞬間だ。

不思議な夢や、既視感に悩んでいる私。周りの友達も『何か』に気づいているが、私を想って慌てず…見守ってくれている。


知りたいような、、知りたくないような……。




「(この子が産まれた時に…答え合わせが出来るのかも)」




そう、思うことにしよう。







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「ままぁ…あのねぇ？たくのせんせ、いつもぎゅってしてくるんだよ！」



ある日、息子が幼稚園から帰って私に話す。



「へえ。先生は、拓の事が大好きなんだね。良かったね！」

「うん……」



ん？どうしたのだろう。…その事に戸惑ってる？幼稚園の先生が抱っこしてくれたりするのは、普通の事だと思うのだが？園で何かあったのかな？なんだか心配になってきた。



「拓？どうかしたの？」

「ん、、なんでもなーい！ゆなあそぼー！」

「あーい！あとぼー！」


そう言うと、結絆の方へとかけていった。





うーん、拓の表情がなんだか気になる。

近く出産控えているし、私が神経質になっているのかな。いずれにしても…様子を見る事によう。



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A様！明けましておめでとうございます。

更新ストップしていたこの作品に、新年早々読みにきてくださり本当にありがとうございます。

本日より再開いたします。
本年もゆっくり更新ですが、どうぞ宜しくお願いいたします。

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