検索窓
今日:10 hit、昨日:4 hit、合計:72,943 hit

はなまる ページ39

***


試験官は、笑顔で聞いてきた。


「お名前を教えてください」


「しなずがわたくみですっ!!よろしくおねがいします!!」


大きな声で噛むこともなく、



ちゃんと言えたぁ……
実弥をチラリと見ると
ホッとしている様子。

赤ちゃんだった拓が、立派に挨拶出来た事に
感動してしまい、それだけでうるうる来てしまう。



試「よく言えましたね。どうぞお座りください。」


試験官に促されると用意された椅子に腰掛ける。



試「拓弥くんは、幼稚園に入園したら何がしたいかな?」


「おともだちをいっぱいつくりたいですっ!」


試「そうですか。拓弥くんならきっと沢山のお友達が出来ると思いますよ。」


「はい!」



難しい事を聞かれるわけではなく、
日常的な会話がちゃんと出来るか?の確認や、
トイレトレーニングは進んでいるか等。









.







「ありがとうございました」








ドアを閉め、控え室へ戻る途中
実弥がポツリ呟いた。


「意外と……あっけなく終わったな?」

「うん…でも、拓がしっかりしてたから良かったわ」

「だなァ」


顔を見合せ笑い合う。
その様子を見つめていた拓弥が聞いてきた。


「パパぁ?たく、じょうずだった?」

「おォ、上手く出来たなァ?今日は鏑丸に飯行くかァ?」


実弥からご褒美を聞くと、パァァ……っと
笑顔になり、喜ぶ拓弥。


「やったぁ!!」


「しっ!!声大きいよ!うふふ…。はなまるだったもんね!ご褒美に伊黒さんに美味しい物いっぱい作ってもらおう!…ももちゃんとこも、誘おうか?」



「うん!!」



拓弥は、実弥の左手と私の右手を握り嬉しそうにしていた。

ご馳走と懐かしの……→←ドキドキ…



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (150 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
703人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 不死川実弥   
作品ジャンル:ラブコメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

柚葉(プロフ) - ドキドキ💦😵 (2023年1月7日 5時) (レス) @page49 id: d20b43a216 (このIDを非表示/違反報告)
kanayamamoto112(プロフ) - ヒロインちゃんと子供が無事でありますように。母子共に無事でいて欲しいです。 (2023年1月3日 17時) (レス) id: 763c9aa7d5 (このIDを非表示/違反報告)
kanayamamoto112(プロフ) - すみません。ありがとうございます。 (2023年1月3日 12時) (レス) id: 763c9aa7d5 (このIDを非表示/違反報告)
えのき(プロフ) - kanayamamoto112さん» わわ!楽しみと仰っていただきありがとうございます。益々更新頑張れます!心配になっちゃいますよね?波乱たっぷりで申し訳ないです(;゚∇゚)後程アップしますので少々お待ちを。また、ここで説明しきれないので、こみゅにメッセージしました。ご確認くださいませ。 (2023年1月3日 11時) (レス) id: 9c3da7f4d0 (このIDを非表示/違反報告)
kanayamamoto112(プロフ) - 良かったです。ヒロインちゃんと不死川さんと子供達の親子で一緒にいるシーンが好きです。ヒロインちゃんと不死川さんの息子の拓弥君と煉獄さんと詩乃さんの娘ももかちゃんの子供達の恋の行方も楽しみです。炭治郎や禰豆子やカナヲ達の登場も気になります。 (2023年1月3日 11時) (レス) id: 763c9aa7d5 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:えのき | 作者ホームページ:ありません  
作成日時:2021年9月25日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。