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待ち伏せ? ページ8





今日は、レッスンの日。

実家に子供達をお願いし、宇髄先生の所へ向かう。



実弥には……あれから連絡してない。




正確に言うと……




恐くて出来ない



私……、病院で実弥と別れた時、けっこう強がったけれどさ。
家を追い出された時の実弥の表情が忘れられなくて。思い出すと、本気で嫌われてしまったんだと
胸が苦しくなるんだ。


どうしてこんな事になってしまったの?
理由を知りたいけど聞くのが怖い。
これ以上、嫌われたくないよ。







インターフォンを鳴らすと、先生が出迎えてくれた。

宇「よっ!お?随分顔色良くなったじゃねぇか?
元気になって良かったぜ?」


夢「長々とお休みいただいて申し訳ありませんでした。今日、完成できますかね?どうしても間に合わせたいんです」



宇「やるしかねぇだろ?」



そういい、私の頭をポンとすると、
アトリエへと案内される。



















夢「で……出来たぁ!!先生どうですか?」



宇「お?派手にいいじゃねぇか?」


数時間かかった……。時間延長しても、
先生は付き合ってくれて、アドバイスをくれ続けた。疲れたけどね?


夢「先生?私のワガママに、お付き合い下さって、本当にありがとうございます!これで……私……。」

もしかしたら……これが最後になるかもしれない物……。気づけば涙が零れていた。


宇「まだ、仲直りしてねぇんだろ?」


夢「あ……はは。バレてましたか?」


宇「あほ!色に全て出てるだろ?だから、修正したんだよ!でないと、折角の絵が辛気くせえもんになっちまうからな?だが……なかなかいい出来映えだ。これもって、早く帰れよ?」


夢「ありがとうございます!じゃ、また来月お願いします。」





荷物をまとめ、いつも見送ってくれる先生と、
お宅を出た瞬間……



















「おぃ……どういうことだァ?」









夢「……え?」









聞き覚えのある声……

大好きな声だけど

何かが違う

声のする方へ向くと……









鬼の形相の実弥が外に立っていた。

母親として→←逢えない辛さ



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えのき(プロフ) - れもんさん» コメントありがとうございます!褒めてくださりありがとうございます!お気に入り登録もありがとうございます!楽しんでもらえたようで良かったです(*^^*) (2021年9月26日 7時) (レス) id: 9c3da7f4d0 (このIDを非表示/違反報告)
れもん - こんばんは!読みだしたら止まらなくなって、すいすいと全部読めました!とっても面白いです!続編も楽しみにしてます!お気に入りを666から667にしてしまった罪悪感…。…でも、お気に入りにしない選択肢はなかった!ウンウン(/・ω・)/ (2021年9月25日 20時) (レス) id: 5102ae8dc8 (このIDを非表示/違反報告)
えのき(プロフ) - ユイぱさん» 続編へ移行します。準備が整いましたら公開しますね! (2021年9月23日 17時) (レス) id: 9c3da7f4d0 (このIDを非表示/違反報告)
えのき(プロフ) - 柚葉さん» 小林さん……こわいよね? (2021年9月23日 16時) (レス) id: 9c3da7f4d0 (このIDを非表示/違反報告)
ユイぱ - 続編できるんですか?楽しみです! (2021年9月23日 16時) (レス) id: 21c5274ef7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:えのき | 作者ホームページ:ありません  
作成日時:2021年8月16日 6時

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