何処にいるんだ？ ページ2
＊＊＊
訳もわからず、家を追い出される。
このままここにいたら凍えちゃう……
マンションの外に出ると
辺りはすでに陽が落ち真っ暗。そして、
しとしとと雨が降っていた。
寒すぎる……
熱のある身体には、堪えるなぁ……
「最悪……」
頼る所……スマホを見つめ、思いきって
電話をしてみる。
宇「よオ！どうした？」
宇髄先生に電話してみたものの
…やっぱり言えないや。
テキトーに誤魔化して電話切ろう。
夢「あ、忘れ物した気がして……あ！よく見たらカバンの中にありました！へへ…そそっかしくてぇ。では、また来週お願いします！」
宇「あ！おぃ！お前今どk……プツッ
先生は、何か言っていたけど
電話を切ってしまう。
あー、私の強がり！
私はあてもなく歩き出した。
─────
実弥side
しまった……やりすぎた。
あいつ……高熱出していたのか…
確かめもせずに、怒りに任せて俺は……何やってんだ。
子供達はお昼寝マットにぐっすり寝ていた。
だが、二人を置いて出ていく事は出来ない。
スマホをとりだし電話をする
「もしもし？」
・
「あんたって子は！！Aちゃんが体調不良の時に何やってるの？Aちゃんに何かあったらどうするの？サッサと捜しに行ってらっしゃい！ちゃんと謝るのよ？」
「…チッ。分かってらァ。」
お袋に見てもらいAの上着を持って外へと出た。
「さぶっ！！」
こんな寒いのに、薄着のA……
ごめん……。
とりあえず、あいつの行きそうな所に向かうか……
────
詩「え？Aちゃん？来てないわよ？」
実「そうッスか……。ありがとうございます」
急いで帰ろうとすると、焦っている俺を見て
気になったのか、煉獄が聞いてきた。
煉「Aさんに何かあったのか？」
実「……ちょっとあいつと、やりあっちまって……つーか……俺が一方的に……あいつ、熱があるかもしれないのに、追い出しちまったァ」
煉「夫婦喧嘩か！珍しいな！君たちは、いつも仲が良いだろう？」
詩「……え？どういうこと？Aちゃん、熱があるの？ねぇ？もう夜だし、寒いじゃない？何かあってからじゃ……。ねぇ杏寿郎さん？一緒に捜してあげて？心配だわ……」
杏「うむ！俺も捜すのを手伝おう！」
実「すまねぇ、恩にきる」
伊黒の所にも連絡してみたが、行ってないようだ。
A、何処にいるんだ
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えのき(プロフ) - れもんさん» コメントありがとうございます！褒めてくださりありがとうございます！お気に入り登録もありがとうございます！楽しんでもらえたようで良かったです(*^^*) (2021年9月26日 7時) (
レス) id: 9c3da7f4d0 (このIDを非表示/違反報告)
れもん - こんばんは！読みだしたら止まらなくなって、すいすいと全部読めました！とっても面白いです！続編も楽しみにしてます！お気に入りを666から667にしてしまった罪悪感…。…でも、お気に入りにしない選択肢はなかった！ｳﾝｳﾝ(/・ω・)/ (2021年9月25日 20時) (レス) id: 5102ae8dc8 (このIDを非表示/違反報告)
えのき(プロフ) - ユイぱさん» 続編へ移行します。準備が整いましたら公開しますね！ (2021年9月23日 17時) (レス) id: 9c3da7f4d0 (このIDを非表示/違反報告)
えのき(プロフ) - 柚葉さん» 小林さん……こわいよね？ (2021年9月23日 16時) (レス) id: 9c3da7f4d0 (このIDを非表示/違反報告)
ユイぱ - 続編できるんですか？楽しみです！ (2021年9月23日 16時) (レス) id: 21c5274ef7 (このIDを非表示/違反報告)
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