出来ちゃった！？ 3【不死川実弥】

飲み会ー蜜璃side ページ29

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今日はついに飲み会
お店に到着したら、思った以上に大人数だわ…
かわいらしい女の子が沢山いるし、
本当に伊黒さんとちゃんとお話できるかしら…。

Aちゃんと合流したものの、詩乃さんと話し込んでいたりで、どこに座っていいのかわからないわ…。

そんな時、伊黒さんが現れた。
久しぶりだなと
Aちゃんの旦那さんと話をしている。


わわわ……。素敵だわ…
どうしよう。私、髪は乱れてないかしら？
メイクは？慌ててその場を少し離れると、
身だしなみチェックを念入りにした。



そこへ、二人の男の人が話しかけてきた。

男2「ねぇねぇ君さ、今日の参加してる女の子の中で一番可愛いよねー、向こうでゆっくり話しようよ」

蜜「え？あの！わ、私！お話したい人が居るんです…」

男2「順番話しすればいいんじゃね？時間もたっぷりあるし、あっち行こうよ。ほら、こっちは、人が沢山で、バラバラにしか座れないし」

蜜「でも…」

大丈夫だからと、
半ば強引に部屋の端まで移動

Aちゃんをチラッとみたけれど、
旦那さんと話し込んでる。
どこか他の場所に行くわけじゃないから
いいわよね？すぐ戻れば…





ところが…このお二人、なかなかAちゃんの所に帰らせてくれないの。

はぁ……困ったわ…。
そして、Aちゃんの方をチラッと見ると、
なにやら女の子と言い合いしてるの？
あら…Aちゃん、席を立ってしまった。
そして伊黒さんの隣に女の子が座ってしまった。


男3「ねぇ俺らと、ここを抜けない？
もっと楽しい所に連れていってあげるよ。」

蜜「え？結構です。私、お友達がいるので」

男2「そのお友達も連れて行けばいいじゃん、何処にいるの？呼んできてあげるから」

蜜「いいです！あの！やっぱり私、向こうに戻ります」

男3「心配しなくても大丈夫だって。俺らと遊ぼうぜ？」

はぁ……困ったわ。なかなか諦めてくれない。
私は……伊黒さんと、お話がしたいのに…
伊黒さんの方を見ると

あれ？伊黒さんが……居ない？
……もしかして、他の女の子と席を立ってしまったのかしら…。


私ったらなんて馬鹿なの？
他の男の人とお話しているうちに……
せっかく詩乃さんと、Aちゃんが
伊黒さんとの出逢いの場を作ってくれたのに。



男2「とりあえず、外行こうよ？」

蜜「え？」

そう言いながら、私の足の上に手を置く
男の人。


やだ！


蜜「少し……離れて貰えないかしら？私、初めてお会いした人と…こういうの無理なの！」

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