検索窓
今日:4 hit、昨日:27 hit、合計:85,707 hit

俺の妻は世界でただ一人 ページ6



詩「……杏寿郎さんが望んでいるのなら……離婚します。でも……この子達は、私が……お腹を痛めて産んだ杏寿郎さんとの大切な大切な娘達。絶対に……煉獄家には、渡しません!!」

震える手で離婚届を握りしめ泣きながら訴える。

鈴「あら?私二人の良いお母さんになる自信あるのに。残念だわぁ?」

夢「あんた……」

クスクス笑っている目の前の女に
一言文句を言おうとした瞬間だった。





「父上!何をしているんですか!!」


声のする方を見ると、
煉獄さんと実弥二人が階段をのぼってきた。


実「間に合ったか……!!」


詩「杏……寿…郎さん……」

詩乃さんの大きな瞳からポロポロと
涙が零れ落ちる。
そして煉獄さんはそんな詩乃さんを
抱きしめながら言った。

「詩乃……辛い想いをさせて…すまなかった。」

「いいえ…。いいえ……」

泣いている詩乃さんを優しく抱きしめながら
背中を擦る。


槇「杏寿郎……お前……出張はどうしたんだ」

杏「そんなものは断ってきました!そんな事より詩乃は、産後間もないんです。無理をさせないでいただきたい。それに、鈴、君はどうして
ここにいるんだ?」

そう言うと詩乃さんをしっかりと抱き寄せ燃えるような目で二人を睨む。

槇「詩乃とは別れてもらう。
お前は、煉獄家の長男として、守らねばならない事があるだろう。鈴と結婚するんだ。鈴は小さなころからお前に嫁ぐつもりで育ってきたんだぞ?家柄も全て詩乃より優れている!」

杏「断る!」

早っ!!
煉獄さんは、直ぐ様返事をした。


槇「お前は……俺の言うことを「父上!俺は……詩乃が一等好きだ。世界中どこを捜してもこんな女性はいない!それでも別れろと言うのならば、俺は煉獄家と縁を切ります!!」」


かっこいい……


槇「お前は……!!いい加減目を覚ませ!
こんな、どこの馬の骨か分からないような……
うう……何をする!」

気がつけば煉獄さんがお父さんの胸ぐらを掴んで言った。

杏「これ以上詩乃を侮辱することは、いくら
父上でも許せません!」

実「おい!煉獄!落ち着け!」

実弥が止めに入ったところに


「おー!!実弥に、Aちゃん!
どうしたぁ?こんなところで?
じいちゃんが、可愛い姫を迎えに来たぞー」


「何て言っても女の子だからな?
俺は昨日から会うのが楽しみで寝られなかったんだ。ん?どうした?そんな怖い顔をして?」



ん?



後ろを振り向くと


不死川のお義父さんとお義母さんが立っていた。

お義父さん→←は?何故元許嫁が?



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (146 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
520人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

えのき(プロフ) - 澪凪さん» みいちゃん大丈夫だよ……亀更新か……兎になるかは気分次第だけど、まだまだ続くと思われます! (2021年8月14日 21時) (レス) id: 9c3da7f4d0 (このIDを非表示/違反報告)
えのき(プロフ) - 環さん» もうそろそろ続編移行します……。ええ、続き、ダラダラ書きます。 (2021年8月14日 19時) (レス) id: 9c3da7f4d0 (このIDを非表示/違反報告)
澪凪(プロフ) - えのきさん» えっ、ちょっえ!?いやだ、打ち切りはいやだあ!10章でも20章でもついていくから打ち切りはいやあああっ! (2021年8月9日 23時) (レス) id: 279a2ef6a9 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - えのきさん» う、打ち切りはいやだよおおお!!私このお話大好きなのっ!!!10章でも何章でもついてくから打ち切りはいやあああっ!! (2021年8月9日 23時) (レス) id: 940f9d3174 (このIDを非表示/違反報告)
えのき(プロフ) - 環さん» や、やっとです……はい、終わる気しません(笑)あははは。もう、いっそ打ち切りにするか……(笑) (2021年8月6日 16時) (レス) id: 9c3da7f4d0 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:えのき | 作者ホームページ:ありません  
作成日時:2021年7月17日 9時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。