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妻の勘 ページ44

悲しいというか……
イライラする!!
なんだか……ムカつく。

寝れない!!

しばらくすると
実弥もベッドに入ってくる。
寝たふりしよ。

すると…
誰かとメールしてるじゃないの!!
こんな夜中にさ!
なんなのよ、もう!
疑いたくないのに、疑っちゃう!!



実弥が起きてきた。
「A…」

パシッ!!

あ…やってしまった…
ついつい腕を払いのけてしまった。
驚く実弥。

「……んだよ、何機嫌悪いんだよ…」
『あ…ご飯食べてね。私ちょっと調子悪いから』
寝室にもどる。

バタン

ドアの閉まる音がする

仕事に行った……

はぁ……
なんだか……自己嫌悪……
実弥の浮気現場見たわけじゃないのに。
そもそも…私の勝手な思い込み……

帰ってきたら謝ろう。

ごめん、実弥。

ーーーー

ガチャ

『おかえりなさい』

「……ただいま」
ムスッとしてる……
機嫌悪っ!!私のせいか……

『先ご飯食べる?』
「…ああ。」
二人でご飯を食べる
会話無し……どうしよう…
謝る隙がない…

食べ終わり、
「風呂はいってくる」
『あ…うん。いってらっしゃい』

食器を片付けてると
電話が鳴る
あ…実弥のスマホだ……

見たら…だめだよね…でも…
気になる。
画面を見る

あ……見なければ良かった。

北原菜緒って……
誰…?

実弥がお風呂から出てくる

『電話鳴ってたよ』

実弥が着信履歴を見てしばらく黙る

かけ直すこともせず、スマホをポケットに入れる

あー、そういうことですか。

「なぁ…お前…昨日からおかしくね?」
『……別に』
「あきらかにオレを避けてるだろ」
『そんなことないよ』
「A…どうしたんだよ……」
抱きしめてきた。
『離して……』
やんわりと離れて
『なんでもないから。疲れたから寝るね』
逃げようとすると、腕をつかむ
「おい……」
「A、何がそんなに嫌なんだよ…」

「言わねぇとわかんねぇだろ……」



『におい……』



『実弥の服


女の人のにおいがする』



「…は?」



『さっきの電話の女の人?』



「いや…さっきのは……」



『電話してあげたら?


私に遠慮しなくていいよ?』

妻の勘→←妻の勘



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設定タグ:不死川実弥 , 鬼滅の刃   
作品ジャンル:恋愛
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しほニャン - 更新楽しみにしています。 (2021年1月14日 21時) (レス) id: 0604561815 (このIDを非表示/違反報告)
さねみん推し - 続編おめでとうございます!続きも楽しく読ませてもらいますね〜(*^_^*) (2021年1月10日 23時) (レス) id: ff085d1bee (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:えのき | 作者ホームページ:ありません  
作成日時:2021年1月10日 20時

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