体調不良 ページ32
「分かりました。次の検診には出産予定日もハッキリすると思います。当クリニックで出産ご希望ですか?」
『はい、宜しくお願いいたします』
「わかりました。では、これからのスケジュールを説明もらってください。」
次の検診の予約をする
血液検査のスケジュールの説明を受ける
結構大変なんだねと渡された用紙に目を通す。
待合室にもどると
会計までの間に
超音波の写真を見る
どこが頭になるんだ?
手足は?これはなに?
わからないね……
二人で微笑む
病院の帰り
二人手を繋ぎゆっくりと歩く。
「A……産む決心してくれてありがとう……」
『ううん…私がこの子にどうしても逢いたくなった。一生懸命生きてた。その命を摘むこと……私にはできないよ』
「A……」
『大学は……今授業もあまりないし…4月から休学する。復学も……夢叶わないかもしれないけどね?
でも…後悔したくないの。実弥との赤ちゃんを産みたい。だから……』
「A……オレが必ず幸せにする…」
『うん…私今ね……すごく幸せだよ?』
「身体が冷えるから帰ろうか」
『うん帰ろう』
実弥は、そっと肩を抱いてくれた。
57人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
しほニャン - 更新楽しみにしています。 (2021年1月14日 21時) (レス) id: 0604561815 (このIDを非表示/違反報告)
さねみん推し - 続編おめでとうございます!続きも楽しく読ませてもらいますね〜(*^_^*) (2021年1月10日 23時) (レス) id: ff085d1bee (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ