出来ちゃった！？ 【不死川実弥】

いたす……？ ページ7

＊

「た、た、試す？何を？」


「は？んなモン……男と女がするこたぁ……
１つしかねェだろォ？」


「へ？さ、実弥とォ？？」


これはいつもの兄貴じゃない……

本当に……3つ年上の実弥？
なに？この大人の色気。
いつの間にどこで覚えてきたの？？


実弥って美形なんだよね。
モテてたし。

うん。
昔よく告られてた。
ずっと見てたからね、私。

しかも……
警察官だから……

めちゃくちゃいい身体してるし！


目の前にいるイケメンくん……









実弥は、私の髪を触りながら言ってきた。

「A……？明日休みだろォ？」

「へ？あ……土曜だから…休みだよ」

「バイトは？」

「んーと、夕方から…」

「俺も非番。」


ん？


「だから？？」

「今日………泊まるか？」

ニヤリと笑う実弥。

「へ？」

まるで私の反応を楽しんでるかのようだ。

私の返事を待たず…

また電話をかける。

「何度もすんません、実だけどォ、
A疲れてるみたいで寝ちまったから
こっちで泊めるわァ。」

隣までママの声が聞こえる

《やだ、ごっめんねぇ？でも実ちゃん大丈夫？》

「あぁ、大丈夫。明日帰らせるからァ」


なんと流暢なウソだ……

お母さんごめんなさい……


電話を切ると

私の顎先に指を添え

クイっと顔を上げると

またまたイケメンボイスで私の耳元で

囁く……


「で……どーすんだァ……？

俺と、試してみるかァ？」

私を見つめる……







至近距離に実弥の顔がぁ……

ドキドキと心臓が煩い

実弥の肌の温もりを感じてみたい……

そう思うと……








「実弥も……私のこと妹にしかみれないか

どうか……試してみる？」







実弥はニヤリと笑い

「それェ……乗ったァ」

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