エイムズ兄弟の姉様

18話 ページ19

A『…カルドさん、よく考えてみてください。私はまだ、19です。それに私…可愛いし、童顔でもあるんですよ…これのどこが乙女じゃないというんですか』

カルド「……そうですか…」

…なんか、呆れてません？
心外なんだけど。

A『そんなことより！なんで、カルドさんが食堂関連のものを持ってるんですか？アナタ、"人材管理"でしょう？』

人材管理なら、もっとこっちに人を寄越してくれよ。それにその書類、あんたが持ってこなくてもいいだろ。

カルド「魔法局員にお願いされましてね。アナタの所は怖いので、出来れば持っていってほしいと。」

やっぱ、私の所怖いんじゃん。
…思いきってカルドさんに聞くか！

A『…私の所そんなに怖いんですか？』

さぁどうなる？

カルド「アナタの管理局もそうなんですが…アナタ自身も怖いそうですよ」

……え？私自身？

A『…え？は？私自身ですか？』

なぜ？私、君達に会ったことある？
喋ったことある？それとも知らない内に何かした？

カルド「正確に言うと…敵が来たとき、魔法を使わずに斧を作り出してそのまま突っ込んで、倒したのと、その時の発言が怖かったらしいですよ」

…ごめんよ…私…多分イライラしてたと思うよ…

A『…これって…私がワルいですかね？』

カルド「わかりません。それより…アナタ全然書類終わってませんが大丈夫ですか？」

そうだった、カルドさんが来たことで忘れてた

A『…てへ☆今からやるとこだったんですよ☆』

ホントは明日だけど

カルド「本当ですかね…しょうがないので私も手伝いましょう…」

オッシャァァァァァ！カルドさんゲットだぜ！

A『神様、仏様、カルド様！ありがとうございます！』

ホント、ここの書類は多すぎるんだ！
人数が増える…それにカルドさん…やる時間は大丈夫だし、勝った！

カルド「報酬は、ハチミツ刺身でお願いしますよ。ハチミツたくさんでお願います』

…なんであんな、ハチミツたくさん刺身を食べられるんだ？

A『…やってくれる。ということは、この部屋にとどまるということですか？それだったらコーヒーか、紅茶どちらがいいですか？』

いや…私にはわかるコーヒーか紅茶を選ぶかを！…どうせあるんだろ！

そう…ハ・チ・ミ・ツがね！
カルドさんは魔法局に大量のハチミツがある。プラス、ハチミツ中毒者といことが全魔法局員にしれわっているからね！ちょっとどころかすべてヤバイ人って思ってたからね。私。

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