_____大人気HiHiB少女！9

ハグの日 ページ6

井上side









『みじゅ〜！！』









ｷﾞｭｯ









井「なに？どうした？」









いきなりなるちゃんが抱きついてきた。







ここ廊下だし。









『今日は、ハグの日だよ！』









そういうことね。









何かあったのかと思った。









井「それでわざわざ抱きつきに来たの？」









『うん！』









本当に可愛い。






小動物みたい。









俺、よくドSとか言われるけど、なるちゃんにだけは甘いんだよな。





はしもっちゃんに言われるし、自覚してる。









てか、はしもっちゃんも甘いし。









井「そろそろ手離して？」









『なんで？』









井「向き合わないと、ハグじゃないでしょ？」









照れたのか、一瞬緩んだ手をほどいて体をなるちゃんの方に向ける。









井「ほら、ぎゅーは？」









『………恥ずかしい』









さっきのはなんだったんだ笑









井「ったく、」









中々こないなるちゃんを、俺から抱き締める。









最近はあまりハグしてなくて、思っていたより細くて小さいからだに驚いた。









こんなこと言ったら怒られるけど()







いつも優斗かはしもっちゃんのところに行ってたから気づかなかった。









井「たまにはは俺のとこにも来てね」








柄にもなくこんなこと言って、もっと強く抱き締める。







『ふふっ、わかった笑』









” たまには ”じゃなくて、俺だけのところにだけきてほしい。

さすがに言えないけど。





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高橋優斗

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