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46話 ページ49

Aside






「な、にして……。」


驚きすぎて声が途切れる。

彼方といてからよく感じる唇のその感覚は、今されたのがキスだと言うことを明確に表していた。


「……僕はずっと好きだった、ずっとずっとずっと、でも会えなくなって、だから申し訳ないけどAの元カレとかにも情報を引き出して、キス魔サイトでも匿名でAのこと調べて…気持ち悪い事してるって分かっててもAに会いたくて。」


突然沢山のことを言われて頭がぐるぐると混乱する。

「ずっと好きだった。」と告白され、しかもその愛がすごく重いことが分かってしまった時の対処法が分からない。


「Aに彼氏がいる事ぐらい知ってるよ、幸せだって事も、でも……僕の方が幸せに出来るんじゃないかって思っちゃって、悔しくて…Aの彼氏がどんな人かは分からないけど、僕が認める限り諦めきれないよ…。」


あぁどうしよう、浮気かな、これも。

ここで翔太の気持ちを認めちゃったら、彼方を裏切った事になるかな。

キスもされてしまった、あれだけ彼方は信じてくれたのに。

ここで言い返さなくちゃ。


「………ごめん翔太…。私本当に大切な彼氏が居るの、凄く大事なの、翔太の事は勿論好きだけど、やっぱり友人として好きで……。」


そう言うと、翔太は悲しそうな顔をして言う。


「なんでよ…僕が最初に好きになって、Aに似合うように沢山努力したのに……なんで、なんで…っ…。」


「泣かないで。」と言おうとするけど、翔太を傷つけたのも私。

何も言えないまま見つめるしか出来なくなったその時。


「…分かって貰えないなら…もう1回するよ、キス。」


俯いていた翔太が、不意にそう言った。

ゾワッとした、彼方と約束したのに、また守れないなんて耐えられないから。


「やめて翔太…私はその人を本当に大事にしたいの……浮気なんてしたくない…。」

「じゃあ別れちゃいなよ…もう1回キスしたら分かるよ?僕だって、僕が相応しいんだって…キスって相手との情報を交換し合うことが出来るって聞いたことあるよ、そこで相性を確かめあうことが出来るんだってさ…。」


言いながら私の両手を床に押し付けて、身動きの取れないようにされる。


「Aは何味?」


そして、またキスをされてしまった。

しかも何度もされ、やめてと言おうとするが途切れ途切れになってしまう。

泣き出しそうになった時。

勢いよく扉が開いた。

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彩華 - 何この神作品!私が書いてる小説とは全然違う...!良かったら私の小説読んd))))) 殺人犯との鬼ごっこっていう名前だy)))))←宣伝するな (2019年8月22日 18時) (レス) id: e742c3b57e (このIDを非表示/違反報告)
- りっちゃんさん» こんな気まぐれに書いた作品を読んで頂きありがとうございますw (2019年8月19日 22時) (レス) id: abf4ad4153 (このIDを非表示/違反報告)
りっちゃん(プロフ) - ああああ!!なんで高評価って一回しか押せないんだあああ!!!(うるさくてごめんなさい) (2019年8月19日 16時) (レス) id: 75e3c0ea04 (このIDを非表示/違反報告)
- 狂鬼さん» 先を書いてきます…w (2019年8月19日 16時) (レス) id: abf4ad4153 (このIDを非表示/違反報告)
狂鬼(プロフ) - 飴さん» お?またまたいい展開だ。あまちゅ56されねぇかなそらるんに…← (2019年8月19日 16時) (レス) id: b1fcaf3ab6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年8月5日 16時

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