そらるの弟は睡眠と食事をよく忘れる。【歌い手/男主】

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Aside


A『本当に仲が良いですね。羨ましい。』


天月｢そうでしょ！( ¯﹀¯ )ﾄﾞﾔｯ！
だってねむるは僕しか友達居ないもんね。｣


A『(うざっ！)
じゃあ僕､用事があるから切りますね。』
↑2曲目が完成して､買い出しに行きたい僕。


天月｢えっ！ちょっと待って！
ねむっ(ｶﾞﾁｬ


アマが何か言いかけていたが､話が長くなるような気がした僕は一方的に電話を切った。

作り終えた2曲分の新曲を､パソコンから自動で投稿するようにセットした。


椅子から立ち上がった僕は＿＿＿＿両手を上に上げながらゆっくり身体を伸ばす。

自分で作って､スマホの中に入れたアプリ:“AIS(人工知能システム)”を押す。


A『おはよー､彗(ｽｲ)。』


スマホに向かって呟くと＿＿＿＿緑色の短髪に青と黄色のオッドアイをした女の子が現れた。
黒い制服っぽい服装を着ている。


彗[お帰りなさいませ､A様。
きちんと睡眠と食事は摂られていますか？]


AISの女の子:彗が口を動かしながら声を発した。
機械のような声では無く､本物の女の子の声に近づけて作っている。


A『あー､何か作って食べるよー(棒)。』


子供を心配する母親のような彗の問いに僕は＿＿＿＿適当に返事して､スマホを机の上に置いたまま自分の部屋を出る。

まだ静かだなと思いながら､兄の部屋を開けるが＿＿＿＿兄はまだ帰って来ていないようだ。


キッチンに行って冷蔵庫を開ける。
作ろうとした料理の食材が無い事に､僕は『はぁ〜』と溜息をこぼす。

落ち込みながら部屋に戻り､外に出る準備を始める。


A『彗？今から買い出しに行って来る。
1時間経って帰って来なかったら､兄さんの所に行ってくれる？』


彗[はい。今日は29℃です。
暑くなるので､水分をしっかりと摂って下さいね。]


A『はーい。』


彗と話しながら外に出る準備をし終え､スマホの電源を切って家を出た。


＿＿＿＿＿＿


【AIS】彗(スイ)


【容姿】緑色の短髪､青と黄色のオッドアイ。
黒い制服っぽい服装を着ている。


【声】機械っぽさの無い普通の女の子の声。


↓イメージ画



※nishiさんの【にしのおんなのこメーカー】を使わせて頂いています。

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