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「なるせくんはホットココアでいい?月魅は珈琲だよね?」
「うん、ありがとう」
『ありがとう』
キッチンにいるまふくんは慣れた手つきで用意してくれてて、後ろ姿が最強に可愛い。
一方なるせは、スマブラの準備をしているため、俺は俺でこの部屋の酸素をたくさん吸った(真顔)
すごいの、まふくんの匂いが部屋中に充満してて、これほど酸素が美味しいところはないと思う(真顔)
「ちょ、月魅顔やばいんだけどwww え、待ってそのままwww 写メ写メ、」
『おい、撮るなって…俺撮影NGなの〜』
「いいじゃん、せっかくカッコいいんだし」
『なるせ素直になってデレるところ若干ずれてるからね、』
それに対し、無意識に首を傾げるなるせは相当色んな人を、墜としてきたと思う。
その後無我夢中にゲームをするものの、慣れてないあまりに全敗。
なるせは負けると「やってられるか、こんなクソゲー」と、言いつつもすぐに再開し、またまふくんにボロ負けしていた。
いやね、配信とかYouTubeとかで欠かさずに観るけど、本当に強いんだなあ。
「も〜これじゃつまんないよ〜。賭けしようよ。負けたら言うこときくとか。」
「ほお、望むところじゃ」
いや、なるせ?今まで何回負けたんですか、貴方。なんでそんなに強気なの?
「もちろん、月魅も強制参加ね」
『え、勘弁してよ…』
俺はソファーに座って珈琲を飲んだ。
「やらなきゃっ負けよっ、」
『わかったわかった、やるから。』
ご覧の通り、まふくんが圧勝する無理ゲーをして、見事に負けた俺。
「やった、これで月魅は…」
「まふくん顔やば」
「もうこの際顔とか気にする余裕もないよ…ふふっ、楽しみだなあ」
「救ってやれなくてごめんな、月魅。でも、俺だって嫌だもん」
『だよな、なるせ。始めた瞬間俺がまふくんから弱いものいじめレベルで集中攻撃されてる時、画面の隅で高みの見物だもんな。』
「あ、バレてたか。ま、キリいいし終電逃すから俺帰るね。まふくん今日は誘ってくれてありがとう。また今度なんか食べにでも行こ。おやすみ〜。」
「いえいえ、また今度ね!おやすみ〜!」
『あ、ちょっ!なるせっ!』
俺も帰ろうとしたけど、がっちりまふくんに抱きしめられ、なるせのニヤニヤした顔を最後に、扉がしまった。
だってさ、最推しを突き飛ばすなんて、一生無理だろ!?(キャラ崩壊)
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ぱふねこ(プロフ) - 終わってしまったんですか?とても面白い作品だったので、続きが読みたいです。 (2019年3月2日 21時) (レス) id: d86ba7e8d7 (このIDを非表示/違反報告)
尾弔(プロフ) - あえなめこさん» ぜひ来てください! (2018年11月24日 12時) (レス) id: 6504b61ee3 (このIDを非表示/違反報告)
あえなめこ(プロフ) - 尾弔さん» わぁぁありがとうございます!!また話題があればお話しに来てもいいですか…? (2018年11月24日 12時) (レス) id: 19f25aab35 (このIDを非表示/違反報告)
尾弔(プロフ) - あえなめこさん» お仲間同盟ですね!(?)構いませんよ◎ (2018年11月23日 22時) (レス) id: 6504b61ee3 (このIDを非表示/違反報告)
尾弔(プロフ) - あまおうしゃん。さん» ありがとうございます。良い作品を作れるように頑張って更新します。 (2018年11月23日 22時) (レス) id: 6504b61ee3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:尾弔 | 作成日時:2018年4月12日 21時