猫が２匹 ページ2
「先輩…寝ていいですか……」
『ダメだよ！駅まであともう少しなんだから！』
私に向かってそう言った隣の男子は、後輩の一ノ瀬彼方くん。
家が近くて毎日登下校は一緒。
…別に好きだからとかそーゆーのじゃなくて。
『ほ、ほら！駅に着いたから！…ちょ、立って立って！』
ねみー…と言いながらもゆっくり立ち上がる一ノ瀬くん。
急いで電車に乗り込み、席に座った。
(相変わらずだよな本当…)
ちゃんと寝てるのだろうか。
というか寝る時間はいつも私より早いみたいだけど。
『あ、今日部活あるよ！』
「……いぇーい………」
すごい小さく拳を上げると完全に寝てしまった。
…左にも右にもおっかからず寝てるのは地味にすごいと思うけど。
これだから私はいつも電車の中では暇なのだ。
他に電車に乗ってる人を見るけれど、面白いことなんてありゃしない。
『………あ、一ノ瀬くん、駅着いたよ！』
私が言っても起きてくれない。
どれだけマイペースなんだ…。
無理矢理にでも引きずってとりあえず電車を降りた。
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あほのたぬき - またっすか！？そらるさんオチ結構好きなんだよなー、、頑張れーー！！ (2017年10月15日 0時) (
レス) id: 7200a4cd45 (このIDを非表示/違反報告)
クロクロ - 初コメ失礼します！！！この作品大好きです！！！更新頑張ってください！！！逆立ちして待ってるので！！！ (2017年10月14日 17時) (レス) id: a752c4b181 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空ヶ里 | 作者ホームページ：http://uranai
作成日時：2017年10月14日 14時
