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焦凍サイド
今日の補修は疲れたな。
でも、Aが楽しそうで良かった。
さっきからバスの中でずっと俺の顔を見ては笑っている。
そんなに面白いか、俺の顔。
Aがこんなにゲラゲラ笑うのを見るなんていつぶりだろう。
最近は悩むことも多かったのか、疲れた顔をしている。
大丈夫なのかと聞いても大丈夫だとしか言わない。
その姿がお母さんに重なった。
いつか無理をして体や心を壊してしまわないか心配になる。
こいつはいつも周りのことばかり気にして自分のことは後回しだ。
心配だ。
少し顔を赤らめて爆豪と話しているAは俺がずっと見ていたことに気が付いたのか、一回こっちを向くとまた吹き出した。
貴「今日は連れてってくれてありがとう。」
焦凍「いや。Aこそ親父の相手は大変じゃなかったか？」
貴「ううん。むしろ、また新しいことに気付けたよ。これからもヒーロー目指して頑張ろう！って気持ちになれた。」
焦凍「なら良かった。」
貴「うん。・・・ふわぁ〜・・・・。」
爆豪「デカイ欠伸するなぁ。」
貴「うん・・・ちょっと眠いや。(新しい薬の影響かな・・・。眠い・・・。気をつけ・・・・・・)」
Aがこっちに倒れて俺の膝の上に顔が乗る。
寝てる・・・・・。
それを爆豪がめっちゃ見てる。
焦凍「爆豪、顔赤いぞ。大丈夫か？」
爆豪「うるせぇ。」
そう言う爆豪の声は静かだった。
爆豪「(可愛いな・・・。いつもは大人っぽいのに、寝顔だけ可愛いなんて反則だろ///)」
しばらくしてバスが寮の前に着いた。
焦凍「あ、A、起きろ・・・・・。」
爆豪「起こしたんな。こいつ疲れてるから寝させてやれ。」
焦凍「でもどうするんだ？」
爆豪「そんなんこうすれば良いだけの話だろ。」
爆豪はAを抱えて席を立った。
自分のブレザーをAにかけている。
爆豪が珍しく優しい・・・・・。
そういえば、芦戸が可愛いものとか珍しいものをよく写真に撮るって言ってたな。
撮っとくか。
俺はその写真を撮っておいた。
そして、爆豪とAに続きバスを降りる。
耳郎「あ、補修組おかえりー。って爆豪！？なんでA抱き抱えてんの！？」
爆豪「うるせぇ。静かにしろ。」
八百万「ぐっすりですわね・・・。お部屋に運びましょう。」
爆豪「頼む。」
葉隠「爆豪君のレアなとこ写真撮れなかった！」
焦凍「あ、撮ってるぞ。」
上鳴「クラスLINAに上げろ！」
爆豪「やめろ！」
俺は上げることに成功した。
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羽(プロフ) - 私、こういうミスとかこれから起こると思うので、そういうときはご指摘頂けると嬉しいです！こういうコメントでも読んで頂いているのだと実感できて嬉しいです！これからもよろしくお願いします！ (2019年12月22日 21時) (
レス) id: da11f27698 (このIDを非表示/違反報告)
羽(プロフ) - 坂山奈里さん» 凄い細かいところまで読んでいただきありがとうございます！ここの場面では長針ですね。短針と書かれるのは相澤先生とクロノが治崎達から離れたときです！わざわざご指摘ありがとうございました！ (2019年12月22日 21時) (レス) id: da11f27698 (このIDを非表示/違反報告)
坂山奈里(プロフ) - 230のクロノが自分の個性を説明するセリフの最初は長針てばなくて短針です！多分・・・ (2019年12月22日 20時) (レス) id: 0c633022eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：羽 | 作成日時：2019年12月13日 6時
