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相澤サイド
Aが病室に戻ってきた。
その顔は落ち着いているようだった。
相澤「どうだった。」
貴「・・・先生が聞きたいのはどちらのことですか？」
相澤「・・・どっちもだ。」
貴「今回の怪我はリカバリーガールの治癒で治りました。夕方には出れそうです。後遺症もないと。
そして、私の体のことですが、いつ死んでもおかしくないそうです。
これから病院に行くように言われました。
それで少しは進行を遅らせられるそうです。」
相澤「そうか。勝手に検査させてすまなかったな。」
貴「いえ。」
Aは、これだけのことがあったのに落ち着いていた。
悔しさで泣いたりするかと思っていた。
けれど、それはなかった。
落ち着いている。
覚悟をしっかりしていたのだろうか。
相澤「さ、帰るか。きっと全員心配してるぞ。
俺にアホ程連絡来たからな。」
貴「私にも着てました。けど、充電なくて連絡できてないんですよね・・・。」
してやれよ・・・・・・。
貴女サイド
あの後、先生がタクシーを呼んでくれてそれで帰ることになった。
通形先輩が隣にいる。
先生は助手席。
先輩が無事で良かった。
けれど、やっぱり個性は無くなってしまったそうだ。
貴「先輩、本当にごめんなさい。私の個性のせいで・・・・・。」
通形「大丈夫だって！ナイトアイがね、言ってたんだよ。俺は凄いヒーローになってるって！
だから、大丈夫！！それにエリちゃんの個性で元に戻してもらえるかもしれないしね。」
貴「でも・・・。」
通形「君は悪くない！！だから、顔上げてよ。
いくら助かっていても、そんな顔してたら皆が心配するよ。ほら！笑って！！
君が気にしてたら、俺も悲しい。
大丈夫だって！！」
貴「はい・・・・・・。」
通形先輩は私の頭を撫でてくれた。
そして、その後私の口の横を持って上に上げた。
通形「笑って。皆の為にも。」
貴「はい・・・・・。」
笑わないと。
皆を安心させるんだ。
この頃の私はもう、限界だったんだと思う。
ナイトアイの死、先輩の個性消失、私にかかった個性。
いろいろなことが一気に起こりすぎた。
どういう風にそれを吐き出すのかも分からなくなっていた。
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羽(プロフ) - 私、こういうミスとかこれから起こると思うので、そういうときはご指摘頂けると嬉しいです！こういうコメントでも読んで頂いているのだと実感できて嬉しいです！これからもよろしくお願いします！ (2019年12月22日 21時) (
レス) id: da11f27698 (このIDを非表示/違反報告)
羽(プロフ) - 坂山奈里さん» 凄い細かいところまで読んでいただきありがとうございます！ここの場面では長針ですね。短針と書かれるのは相澤先生とクロノが治崎達から離れたときです！わざわざご指摘ありがとうございました！ (2019年12月22日 21時) (レス) id: da11f27698 (このIDを非表示/違反報告)
坂山奈里(プロフ) - 230のクロノが自分の個性を説明するセリフの最初は長針てばなくて短針です！多分・・・ (2019年12月22日 20時) (レス) id: 0c633022eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：羽 | 作成日時：2019年12月13日 6時
