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貴女サイド
ピコン、ピコン・・・という規則的な音で目が覚めた。
ここは・・・病院かな。
隣には相澤先生が寝てる。
けど、私が起きると目をゆっくりと開け出した。
相澤「起きたか。大丈夫か？」
貴「はい・・・。」
どこかで見たなって思ったら学校であったプールでもこんな感じだったわ。
そのとき、私は思い出した。
貴「ナイトアイは！？」
体を起こすと全身に激痛が走った。
相澤「まだ動くな。寝てろ。」
相澤先生が私をゆっくりと寝かしてくれた。
貴「それで、ナイトアイは。」
相澤「昨日の昼・・・・・亡くなったよ。」
私は黙って手を握りしめた。
貴「そう・・・ですか・・・・・。」
ナイトアイが亡くなってしまうかもしれないなんて、治療している段階でなんとなく気付いていた。
相澤「大丈夫か。」
貴「先生・・・私がちゃんと治癒出来たらナイトアイは生きてました！私が弱いから・・・ナイトアイは亡くなった！！」
相澤「もうリカバリーガールの個性でもできなかった。お前のせいじゃない。」
貴「私の治癒はリカバリーガールのと違って必要なのは私の個性だけです。だから・・・・・」
相澤「お前がちゃんと個性使えてたら生きていたとでも言いたいのか。」
貴「そうです・・・。」
相澤「でも、お前が限界まで戦ったお陰でエリちゃんは助けられた。ホーネットという殺し屋に俺らがやられることもなかった。緑谷だって、エリちゃんの個性で大変なことにならずに済んだ。
それだけで、充分だ。お前はまだ学生だ。
それでも、よくやった。」
貴「でも・・・！！」
相澤「全てが完璧に出来る人間なんていない。
いくら「次期平和の象徴」と呼ばれていてもな。」
私は、なんて弱いのだろう。
強くなれた気になっていた。
でも、まだまだなんだ。
私は、弱い。
相澤「あと、俺はインターン前に言ったハズだ。
無茶はしても良いが、無謀はするなと。
お前が今回したのは無謀だ。
自分のことを顧みずこんなボロボロなるまで戦うのはダメだ。そこら辺も、分かっておけよ。」
貴「はい・・・・・。」
相澤「分かったらお医者さんの所に行って来い。」
貴「はい。先生、付き添っていてくれてありがとうございました。」
相澤「ああ。」
私は看護師さんを呼んで運んでもらった。
相澤「はぁ。(今聞かせるのは酷だったか。)」
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羽(プロフ) - 私、こういうミスとかこれから起こると思うので、そういうときはご指摘頂けると嬉しいです！こういうコメントでも読んで頂いているのだと実感できて嬉しいです！これからもよろしくお願いします！ (2019年12月22日 21時) (
レス) id: da11f27698 (このIDを非表示/違反報告)
羽(プロフ) - 坂山奈里さん» 凄い細かいところまで読んでいただきありがとうございます！ここの場面では長針ですね。短針と書かれるのは相澤先生とクロノが治崎達から離れたときです！わざわざご指摘ありがとうございました！ (2019年12月22日 21時) (レス) id: da11f27698 (このIDを非表示/違反報告)
坂山奈里(プロフ) - 230のクロノが自分の個性を説明するセリフの最初は長針てばなくて短針です！多分・・・ (2019年12月22日 20時) (レス) id: 0c633022eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：羽 | 作成日時：2019年12月13日 6時
