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心操サイド
目の前に立つのは、俺の洗脳がかかった、俺の好きな奴。
もう、良いか。
俺は1人で泣き出した。
こんな姿、こいつには見せられねぇ。
俺はもう、涙の限界だったのだ。
悔しい。
ただただ悔しい。
こいつに、Aに個性は使う人次第だと言ってもらえて嬉しかった。
Aは俺のことしっかり見てくれるんだって。
俺はそれを証明したかった。
俺のこの個性、「洗脳」が使う人次第でヒーローとして使えるってことを。
それは、色んなプロヒーローが分かってくれたからまだ良かった。
けど、
俺は！
心操「勝ちたかった・・・。」
俺の勝つ姿を見て欲しかったなんて思う。
それは、こいつが俺の考えを変えてくれた奴だから。
絶対、次は勝つ。
だから、見ててくれよ。
それまで、待っててくれよ。
俺、お前の横に立てるような男になるから。
これを誓おう。
俺がAの首筋に赤い花を作った。
これは、俺なりの決意の証。
他の奴らにも取られたくないっていう、欲も入ってるがな。
俺は顔を拭いてから洗脳を解いた。
貴「本当に記憶、残らないのね・・・・。なんか私にした？」
心操「いや。応援、ありがとな。」
貴「ううん。心操の戦い、凄かった。お疲れ様。次は私が頑張るよ。」
心操「応援してる。」
Aは俺にハグした。
貴「じゃあ、私はそろそろ戻るね！」
心操「ああ・・・・・。ってそっち、逆だ。いいか？真っ直ぐ行って、右に曲がってすぐの階段に登れ。」
貴「・・・はーい。」
可愛いな、なんて思っちまう俺は重症だと思う。
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羽(プロフ) - ぷりんさん» ありがとうございます！バカみたいに長くなってますので、頑張って読んでください！コロナで外出出来ない今、暇つぶしになれば幸いです！ (2020年4月5日 21時) (
レス) id: da11f27698 (このIDを非表示/違反報告)
ぷりん(プロフ) - コメント失礼します！まだ少ししか見れていませんが、とても面白いです！これからも頑張ってください！！応援してます！ (2020年4月5日 20時) (レス) id: 063d3cfedf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：羽 | 作成日時：2019年10月1日 23時
