26教室で ページ26
貴女サイド
警察に事情聴取される前、私は障子に先に帰ってもらった。
いつ終わるかも分からないし、今日は少し1人でいたかった。
まぁ、凄い心配されたけど。
今回の騒動は凄く疲れた。
私が、狙われた。
なんとなく理由は分かっていた。
けど、それは警察には話せなかった。
皆、怖い思いしたり、怪我したりした。
私はどうすれば良かったんだろう。
早く敵に捕まっておけば良かった？
そもそもここに来るべきじゃなかった？
ねぇ、どうすれば良かったの？
誰か、教えてよ。
勝手に涙が溢れてきた。
いつぶりだろう、涙なんて。
そのとき、ガラガラっと教室のドアが開いた。
そこにいたのは、
貴「ば、爆豪・・・。」
爆豪「あ？」
貴「怪我、ない？」
あのとき、咄嗟に体は動いた。
思わず爆豪を突き飛ばしてしまったのだ。
爆豪「あんなモブに俺はやられねぇ。それに、お前なんかに突き飛ばされたって痛くも痒くもねぇよ。」
貴「良かった。」
爆豪「なにお前は泣いてんだ。」
貴「別に・・・・・・。」
爆豪「自分が狙いだったからって責任でも感じてんのか？お前のせいじゃねぇだろ。」
私の頭をポンポンと撫でてきた。
意外と優しいな、爆豪。
爆豪「お前が思ってるほど、俺も、ここの奴らも弱くねぇ。だから、責任なんて感じんな。」
貴「うん・・・・・・。」
爆豪「さ、帰るぞ。家どこだ。」
貴「え？どしたの？」
爆豪「送る。もう暗いしな。それに、腕の奴が心配してたぞ、方向音痴。」
障子、何を言ってるの・・・。
私は爆豪に結局送ってもらった。
ありがとう。
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羽(プロフ) - ぷりんさん» ありがとうございます！バカみたいに長くなってますので、頑張って読んでください！コロナで外出出来ない今、暇つぶしになれば幸いです！ (2020年4月5日 21時) (
レス) id: da11f27698 (このIDを非表示/違反報告)
ぷりん(プロフ) - コメント失礼します！まだ少ししか見れていませんが、とても面白いです！これからも頑張ってください！！応援してます！ (2020年4月5日 20時) (レス) id: 063d3cfedf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：羽 | 作成日時：2019年10月1日 23時
