53 2年前 USJ事件の後 ページ10
Aが爆豪を庇って怪我した。
その知らせをベッドで聞いたとき、後で話を聞かねえとな、と思っていた。
そして後日、龍を呼び出した。
貴「どうしたんですか、先生。お怪我しているなら無理されない方が良いですよ。」
少し笑いながらそう言った。
相澤「俺は大丈夫だ。それよりお前、爆豪を庇って脳無の攻撃を受けたそうだな。あの場にはオールマイトもいたハズだ。彼に任せておけば良かったんじゃないか。お前はまだ子供だ。大人に任せておけ。」
貴「・・・・・人は、簡単に死ぬんですよ。
例えNo.1ヒーローでも、平和の象徴でも。」
そう言うAの顔は一気に真顔になった。
相澤「お前は何を経験した。」
貴「元No.6ヒーロー、アイルは私の師でした。
私を庇って亡くなりました。
けれど、彼女は決して弱くなかった。」
アイル。
その名はとても有名だった。
けれど、突然敵にやられて亡くなったというニュースが流れた。
本当に驚いた。
彼女の死についてはいろいろと諸説流れている。
それほどいきなり亡くなるのが信じられていなかった。
相澤「本当なのか・・・・・？」
貴「はい。」
こいつはそれを間近で見てしまって大人を、ヒーローを信頼出来ないのだろう。
必ず生きれるだなんて思っていないのだ。
でも、だからって・・・
相澤「だからって、自分が犠牲になろうとすることはないだろ・・・・・！」
貴「私は、周りの人が傷付かなかったらそれで良いんです。守れたら、それで良い。」
相澤「自分を大切にしろよ！自分が死んでも良いのか！？」
そう聞くと彼女は笑った。
貴「かまいません。私はどうせ、皆より早く死ぬと思うので。」
それが嘘やハッタリなんかには到底思えなかった。
相澤「どういうことだ。」
貴「・・・・・いつか、お話しないといけないと思ってました。ここの先生方にも。お時間、取っていただいてよろしいですか？」
相澤「・・・・・明日の放課後。」
貴「分かりました。」
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える(プロフ) - 一気に読んでここまで来ました！そして契約の個性が解除されたシーンで泣いちゃいました・・・！夢小説で泣いたのは初めてです。生きれることになって本当によかったです！！続編と番外編はこれから読みますっ。 (2021年2月8日 3時) (
レス) id: 49e70c19e1 (このIDを非表示/違反報告)
羽(プロフ) - ありささん» ありがとうございます！更新頑張ります！これからもよろしくお願いします！ (2020年1月5日 6時) (レス) id: da11f27698 (このIDを非表示/違反報告)
ありさ(プロフ) - 続編おめでとうございます！夢主生きてぇぇーー!!めっちゃいい感じです、これからも更新ファイトです!!!! (2020年1月5日 1時) (レス) id: 2c7a607a36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：羽 | 作成日時：2020年1月4日 16時
