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勝己サイド
俺らに今まで感じたことのないくらいの酷い痛みが走った。
心操「これを今まで・・・こいつは耐えてたのかよ・・・。」
瀬呂「ほんと・・・バカじゃねぇの・・・。
絶対辛かったハズなのによ・・・・・！！」
飯田「今のAくんの様子は・・・？」
勝己「気を失ってる・・・。けど、個性は使ってる！諦めてねぇぞ！絶対！俺らが助けるから、お前も頑張れよ！！」
俺は手を握った。
また痛みが流れてくる。
絶対に、生きろ！！
手を握る力を強めた。
そのときだった。
Aの首元が赤く光った。
光はAの体から出て来てフッと消えた。
俺らの体にあった痛みも消えていた。
貴「う・・・・・・」
勝己「A！！」
ゆっくりと目が開いた。
貴「勝己・・・・・皆・・・・・・・ありがとう。」
俺らの目から涙が溢れた。
それは、決して痛みなんかが原因ではなく、ただただAが生きているという喜びからだった。
貴「泣いてるの・・・？」
麗日「うん・・・！！だって・・・！」
瀬呂「今まで、ほんっとうによく頑張った！！
お前はもう、ヒーローになれるんだよ！！
俺らにとっては最初からヒーローだったけど！！
皆のヒーローになるんだよ！お前は！！」
貴「あはは・・・嬉しい。
私、ヒーローになれるんだね・・・・・。
ずっと、夢だった・・・、憧れだったヒーローに・・・・・！
皆、本当に、ありが・・・・・・」
デク「Aさんっ！？」
Aは目を閉じて俺にもたれかかってきた。
そして、
貴「スー・・・・・スー・・・・・スー・・・・・」
耳郎「ね、寝た・・・。」
上鳴「マイペース！！でも、それよりも！！」
全員「「「「「「「よっしゃー！！」」」」」」」
全員で喜んだ。
ずっと、このときを待っていた！
やっと、あいつは開放されたんだ！！
飯田「静かに！とりあえずAくんを保健室へ運ぼう！起きてしまうだろ！」
八百万「1人、起きるまで付き添いましょう。あまり大人数でいると迷惑なので。」
その瞬間、背中を叩かれた。
瀬呂「あいつがお前を残すかもって心配することはもうない。」
心操「あいつの気持ちがどうなってるかは知らねえけど、」
障子「返事を貰え。」
飯田「君がいるべきだ。」
デク「彼女を悲しませないでね。」
勝己「おう。」
俺はそれだけ返事して保健室に向かった。
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える(プロフ) - 一気に読んでここまで来ました！そして契約の個性が解除されたシーンで泣いちゃいました・・・！夢小説で泣いたのは初めてです。生きれることになって本当によかったです！！続編と番外編はこれから読みますっ。 (2021年2月8日 3時) (
レス) id: 49e70c19e1 (このIDを非表示/違反報告)
羽(プロフ) - ありささん» ありがとうございます！更新頑張ります！これからもよろしくお願いします！ (2020年1月5日 6時) (レス) id: da11f27698 (このIDを非表示/違反報告)
ありさ(プロフ) - 続編おめでとうございます！夢主生きてぇぇーー!!めっちゃいい感じです、これからも更新ファイトです!!!! (2020年1月5日 1時) (レス) id: 2c7a607a36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：羽 | 作成日時：2020年1月4日 16時
