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勝己サイド
──────数十分前
相澤「じゃあ、今日はこれで終わりだ。
お前ら、気を付けて帰れよ。」
HRが終わり、帰る時間になって俺らがまずすること、それは、
芦戸「じゃあ、今日もやるよ。
最初は、グー！！じゃん、けん、」
全員「「「「「「「「「ポン！」」」」」」」」」
誰がAに電話をかけるかをかけた大ジャンケン大会。
青山「ふふっ！今回は僕さ！」
尾白「地味にジャンケン強いよね、青山・・・。」
葉隠「尾白くんに地味って言われてるー！」
教室がこうやって笑うのが多くなったのも、あいつが目を覚ましてからだ。
「「「「「「「「「「ピロン♪」」」」」」」」」」
デク「あ、全員のスマホ鳴ったね。」
麗日「なんかのニュースとかかな？」
確認すると、「神奈川で敵2人出現。道を破壊され、ヒーロー到着が遅れると思われる。」
飯田「ここ・・・、Aくんの病院近いな。」
轟「心配だな。」
またスマホが鳴った。
「「次期平和の象徴」A、敵と交戦。」
勝己「は・・・・・・？」
思わず声が出た。
頭が真っ白になる。
切島「あいつ・・・まだ戦えるような体じゃねぇよな・・・？」
障子「それどころか、個性を使いすぎたらあいつの個性は・・・・・」
心操「無くなる。」
デク「今・・・本当に戦ってる！！」
デクがスマホでテレビを見ていた。
俺も見ると、あいつは本当に戦っていた。
個性を、バンバン使って。
殴られようが刺されようが、あいつは諦めずに戦った。
耳郎「止めてよ・・・A！戦わないで！！」
梅雨「無理よ、響香ちゃん。あの子は今、ヒーローのA。絶対に止めないわ。」
上鳴「クソっ・・・！！」
何人かが涙を流していた。
でも、Aが絶対に諦めないことを俺らは知っている。
そして、Aはボロボロになって勝った。
けれど、
瀬呂「どう考えても、個性、使いすぎだろ・・・。」
怪我を治そうともしない。
出来ないのかもしれない。
怖くなった。
あいつは、死ぬのか。
嫌だ。
生きてくれよ！！
俺も涙が出てきた。
こいつを、失いたくない。
そのときだった。
窓から、紅い羽に包まれた何かが来た。
それは、
勝己「A！？何でここに・・・・・！？」
貴「皆！お願いがあるの！！私に、力を貸して・・・！
私、今なら心から思える！
生きたいって！！」
こいつの目は、諦めてなどいなかった。
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える(プロフ) - 一気に読んでここまで来ました！そして契約の個性が解除されたシーンで泣いちゃいました・・・！夢小説で泣いたのは初めてです。生きれることになって本当によかったです！！続編と番外編はこれから読みますっ。 (2021年2月8日 3時) (
レス) id: 49e70c19e1 (このIDを非表示/違反報告)
羽(プロフ) - ありささん» ありがとうございます！更新頑張ります！これからもよろしくお願いします！ (2020年1月5日 6時) (レス) id: da11f27698 (このIDを非表示/違反報告)
ありさ(プロフ) - 続編おめでとうございます！夢主生きてぇぇーー!!めっちゃいい感じです、これからも更新ファイトです!!!! (2020年1月5日 1時) (レス) id: 2c7a607a36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：羽 | 作成日時：2020年1月4日 16時
