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啓悟サイド
俺は真っ直ぐ神奈川へと向かった。
きっと、彼女は無茶をする。
止めなきゃ。
彼女の個性がなくなったら今度こそ彼女は・・・！！
通報したが、その辺りは道が壊されていて、中々通れないそうだ。
絶対に、無事でいてくれ！！
「今！Aが腕を上げました！！
それは左！！
まるで福岡の事件でのエンデヴァーのようです！！
言葉は、オールマイト。
ポーズはエンデヴァー。
まるで次を継ぐのは自分だと言っているようです！
これが、「次期平和の象徴」！！
いえ！「新たな平和の象徴」です！！」
取材ヘリの横を通るとそんな声が聞こえた。
遅かったか・・・・・！！
Aは敵の横で左腕を上げ固まっていた。
啓悟「A！！」
貴「あ・・・・・啓悟さん・・・。」
彼女の体には殴られた痕や何かが突き刺さった痕があった。
胸から出る血は止まりそうにない。
啓悟「早く、治療を・・・！！」
貴「啓悟さん・・・ごめんなさい。
個性・・・使いすぎちゃった。」
俺の血の気が引いていくのを感じた。
でも、一番辛いハズのAは決して涙も見せず、倒れもしなかった。
啓悟「もう、良いよ。君はやり遂げた・・・・・！
もう、ヒーローのAじゃなくて良い。
普通の、雄英生のAに戻ってくれ・・・！！」
貴「・・・・・・すみません、啓悟さん。」
倒れかかってきたAを支えた。
体に触れると骨がいくつか折れてるのが分かった。
血もベッタリだ。
貴「それと・・・私の体、変なんです。
今までずっと辛かったのに、何故か今までで一番楽なんです・・・。」
俺はこの子の主治医から聞いた話を思い出した。
確か、発動する前に体が楽になるとか。
啓悟「ごめんね。」
俺は羽でAの姿を隠した。
それで首元を見せてもらった。
そこにある、「Te tuer」という赤い文字はうっすらと光っていた。
発動するのだ。
貴「・・・・・お願いがあります。
私を・・・・・雄英に連れて行ってください・・・。ここじゃ、私はヒーローだから倒れられない。
それと・・・皆に、会いたい・・・！！」
啓悟「もちろんだ。連れて行く。」
俺は彼女を持って飛び立った。
俺の最高速度で彼女の望みを叶える。
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える(プロフ) - 一気に読んでここまで来ました！そして契約の個性が解除されたシーンで泣いちゃいました・・・！夢小説で泣いたのは初めてです。生きれることになって本当によかったです！！続編と番外編はこれから読みますっ。 (2021年2月8日 3時) (
レス) id: 49e70c19e1 (このIDを非表示/違反報告)
羽(プロフ) - ありささん» ありがとうございます！更新頑張ります！これからもよろしくお願いします！ (2020年1月5日 6時) (レス) id: da11f27698 (このIDを非表示/違反報告)
ありさ(プロフ) - 続編おめでとうございます！夢主生きてぇぇーー!!めっちゃいい感じです、これからも更新ファイトです!!!! (2020年1月5日 1時) (レス) id: 2c7a607a36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：羽 | 作成日時：2020年1月4日 16時
