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上鳴サイド
相澤「で、こういうことがあったために次の法律が制定された。次のページめくれ。」
昨日は楽しかったな。
Aがいるとやっぱり全員のテンションが違うわ。
けど、今日はいない。
もちろん、病院に行けば会えるけど、制服着て楽しそうな様子を見るのと、薬や点滴に繋がれている様子を見るのとではかなり違う。
今日は皆少しテンション低めだ。
教科書のページをめくったとき、スマホの着信音が鳴った。
相澤「すまん、俺だ。ちょっと出る。」
相澤先生が電話に出た。
その顔はやけに真面目だった。
ヒーローの仕事かな？
上鳴「なあなあ、相澤せんせー何話してるか分かる？」
響香「しっ。黙ってて。」
隣の彼女に聞くが、響香の顔もまた真剣だった。
相澤「わかりました。はい。わざわざありがとうございました。失礼します。
じゃあ授業に戻るぞ。教科書開いたか。」
相澤先生は何事もなかったように授業を再開した。
でも、隣の彼女は違った。
いきなり立ち上がった。
響香「先生、どういうことですか。何で説明しないんですか！？」
相澤「耳郎、座れ。授業中だぞ。」
響香「でも・・・・・！！」
相澤「お前らはあと半年でもうヒーローとして活動しないといけねぇんだぞ。
ちょっとした情報で動揺してどうする。」
響香「何がちょっとした情報なんですか。」
相澤「お前らの仲間が危険だという情報だけで狼狽えてたら何も出来ねえぞ。ほら、座れ。」
響香は渋々座った。
その顔色は悪い。
こいつは、いつもそうだ。
こいつは何でも聴こえてしまうからいつも辛いことでも、楽しいことでも、一番良く分かってしまう。
上鳴「大丈夫か。あんま抱え込むなよ。」
響香「大丈夫・・・・・・。」
そして、授業が終わった。
相澤先生がどこかに電話をかけた。
相澤「もしもしマイクか？次の英語の授業くれ。」
そう言った瞬間電話を即切った。
相澤「Aが昨日から意識不明で違う病院に移るそうだ。」
麗日「今までのところじゃダメなんですか？」
相澤「あいつにはもう、個性がない。」
その瞬間、全員の空気が凍りついた。
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える(プロフ) - 一気に読んでここまで来ました！そして契約の個性が解除されたシーンで泣いちゃいました・・・！夢小説で泣いたのは初めてです。生きれることになって本当によかったです！！続編と番外編はこれから読みますっ。 (2021年2月8日 3時) (
レス) id: 49e70c19e1 (このIDを非表示/違反報告)
羽(プロフ) - ありささん» ありがとうございます！更新頑張ります！これからもよろしくお願いします！ (2020年1月5日 6時) (レス) id: da11f27698 (このIDを非表示/違反報告)
ありさ(プロフ) - 続編おめでとうございます！夢主生きてぇぇーー!!めっちゃいい感じです、これからも更新ファイトです!!!! (2020年1月5日 1時) (レス) id: 2c7a607a36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：羽 | 作成日時：2020年1月4日 16時
