呪術師と非日常な日常 ページ9
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「──テメェ、何者だ」
『…？』
夕方、稽古を終え、一人食堂にやって来ていた。海軍カレーなるものが美味しいとオススメされ、身体を動かしてだいぶお腹が空いていたので少し多めに頼み、黙々と食べていた。
そんな中、彼、大佐さんがやってきて、私の斜め前に座ったかと思ったら不意にそんなことを聞いてきた。
まさか話しかけられるとは思っていなかったので少し反応に送れてしまった。
「よくもまぁ、アイツのプライドを木端微塵にしてくれたもんだ」
『…ダメ、でしたか』
あと、ただ稽古を重ねただけで海賊でもなんでもないです。と言えば、それ以上聞いてほしくないという私の思いが通じたのか、不服そうな顔をして黙った。
「寧ろもっとやってくれても構わねェさ。まだまだアイツは弱っちいからな」
『…はぁ、…まぁ、決して弱くはないと思いますけど…』
「…ただ、アイツだけに限ったことじゃねェが、負けず嫌いが多いからなウチは」
これから散々稽古に付き合わされることになるだろうよ、と言って小さく笑いながら葉巻を蒸かした。
それはそれで構わないけれど、正直言ってしまうと、少し物足りないんだよなぁ…。と、心の中で溜息を一つ。
…今日も、まだ身体を動かし足りないのだ。普段からバカみたいに体力が有り余っているやつを相手にしていたからだろうか。灰原、少し休んだらすぐ回復しちゃうから一時期灰原は人間を辞めた説を提唱していたこともあった。
もちろん、「そんなわけあるか、バカ」と七海に一蹴されて終わってしまったが。
ロマンがないんだよな、七海は。…なんてこと言ったら私の頭にたんこぶが二つほどできてしまうだろう。
『…でも、彼女、強くなると思います』
「はッ…そりゃ一体何年…何十年後の話だか」
鼻で笑ってはいるものの、その顔は優しく見えて、部下思いの良い人なんだな、と一人ほっこりしていた。
たしぎさんも、決して弱くはなかった。…この大佐さん、彼女の上司だもんな、強いのかな。一回くらい手合わせしてみたいな。
そんな思考を読み取ったのか彼はちらりと私を見て言った。
「…俺は
『ロギア…あぁ、身体の構造おかしいやつ…』
「なんつー把握の仕方だ」
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ゆあ(プロフ) - 続き書かれますか？主様のめっちゃ好きなので楽しみにしてますね (3月2日 14時) (
レス) @page50 id: 976091bd0a (このIDを非表示/違反報告)
ちあき(プロフ) - 名無し50398号さん» 少しずつ更新を再開していくつもりです…！好きと言って頂けるだけでも嬉しいのにすっごくだなんて…とても嬉しいです！頑張ります！！ありがとうございます！ (10月24日 21時) (レス) id: 2fefdf0ec1 (このIDを非表示/違反報告)
ちあき(プロフ) - セツさん» ありがとうございます！！ぜひドキドキしながらお待ちください！頑張ります (10月24日 21時) (レス) id: 2fefdf0ec1 (このIDを非表示/違反報告)
名無し50398号(プロフ) - もう続きは書かないのでしょうか…すっごく好きな作品なので続きが楽しみです。更新、気長に待ちます！ (8月28日 1時) (レス) @page38 id: 73a8a7c4d7 (このIDを非表示/違反報告)
セツ(プロフ) - ワンピースのキャラ達とも着実にフラグが立ちまくってるぅ‥‥‥。七海と灰原とも一体いつ会うのか、ドキドキしながら読ませてもらってます！更新気長に待ってますので、頑張ってください。 (6月30日 20時) (レス) @page38 id: a9c1286aea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちあき | 作成日時：2022年10月4日 18時
