秋宮昇 ページ4
よく晴れた日曜日。
今日は私たちの娘、岬の運動会。
昇も親子競技に参加するのだ。
岬「パパ！頑張ろうね！」
秋「あぁ、頑張って一位とろうな」
貴「頑張ってね、二人とも」
今日のためにお弁当には気合を入れた。
様々な競技が終了し、次はとうとう昇の参加する親子競技だ。
子供を抱えて走った後、親は平均台を渡ったり、網をくぐったりと、障害物の競争。
子供達はフラフープを使い、縄跳びの要領で飛ぶ。
それを5回続けられらばクリアだ。
親子共にクリアすれば、後は二人三脚をしてゴール。
親は殆ど走りっぱなしなのだ。
秋「よし、行って来る！」
貴「うん、ちゃんとビデオも撮ってるね！」
岬達が並んでいる所まで行き、それぞれ子供を抱っこやおんぶして、走る準備をする。
ピストルがなり、一斉にスタートする。
始めの方はかなり上位だったのだが、障害物でかなり手こずっていた。
岬は縄跳びが得意だったので、すぐにクリアしていた。
結局、順位は3位。
少し遅れたが、上位には入っている。
秋「ごめんな、岬。パパのせいで……」
昇はかなり落ち込んでいた。
それに比べて、岬はと言うと、にこにこと笑っていた。
岬「パパ、走るの速くて凄いね！かっこ良かったよ！」
秋「っ岬……！！」
貴「そうそう。そんなに落ち込まなくて良いのよ。岬もこんなに喜んでいるんだからさ」
ね？と岬を見ると、背中に何かを隠しているようだ。
岬「あのね、パパ。はい、これ！」
昇に差し出したものは、画用紙とリボンで作られた簡易なメダルであった。
秋「えっ、これパパに？」
岬「うん！パパ、頑張ってくれてありがとう！」
昇は感動して泣きながら岬を抱きしめていた。
私はその様子をこっそりビデオに納め、ニコリと笑った。
岬「パパ、来年も一緒に出ようね！」
秋「あぁ、もちろん！」
昇の首にメダルをかけ、それからはずっと膝に座っていた。
貴「ふふっ。岬はパパが大好きなんだねぇ」
なんだか妬いちゃうなぁ……。
岬「うん！パパもママも大好き！」
貴「ママも岬と昇の事、大好きだよ」
私がそう言うと、昇が俺も！！と大きな声で言い、周りの視線を集めるまで、あと五秒。
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咲耶 - 麗蘭さん» コメントありがとうございます！そう言ってもらえて嬉しいです！のんびり更新になるとは思いますが、また是非お越しください！ (2017年2月2日 23時) (
レス) id: f98cce10d6 (このIDを非表示/違反報告)
麗蘭 - 初コメです♪最高っすね〜！特に、木兎がヤバイww更新頑張ってください(￣^￣)ゞ (2017年1月29日 19時) (レス) id: ec41353617 (このIDを非表示/違反報告)
偽メカクシ団 - ｼｴ「ファイト！((о(>∀<)о))」空人「死絵、相変わらず可愛いですね」ｼ「キャァァ！？Σ(° Д° ) 空人いつからいたの！？」空「さっきからいました」ｼｴ「そ、そうなの(まるで黒●のバスケの黒●君みたい…)」←作者さんがﾊｲｷｭｰの次にはまってるアニメです (2015年4月12日 9時) (レス) id: 49a87a4f6c (このIDを非表示/違反報告)
咲耶 - 偽メカクシ団さん» ありがとうございます（´ω｀＃）自分のペースで頑張りたいと思います！ (2015年4月11日 9時) (レス) id: 99f977ff75 (このIDを非表示/違反報告)
偽メカクシ団 - ｼｴ「ありゃりゃ…そうなんだ〜…(´･ω･`)」よっすぃ〜(作者)『(可愛い〜…じゃあなかった)うーん大丈夫だよ、少しずつやればいいから』ｷﾄﾞ「(ﾖｼｻﾞﾜ…()の中が)そうだな少しずつ殺ればいいからな」よ『！？ｷﾄﾞ字が違う』ｷﾄﾞ「あ、つい」← よ『えっ』 (2015年4月10日 22時) (レス) id: 49a87a4f6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：咲耶 | 作成日時：2014年9月23日 12時
