木葉秋紀 ページ3
7歳の誕生日を迎えた、俺たちの可愛い娘の薺。
この日は薺の入学式。
Aと一緒にオメカシをしている途中だ。
貴「ほら、秋紀も！」
Aに言われた通り、スーツを手に取り、袖に手を通す。
Aは既に準備が出来たようで、隣の部屋へ行き、薺の準備を手伝っているようだ。
スーツに着替え、髪を整えていると、扉の開く音がして、振り返った。
貴「準備出来たよ。さ、行こっか！」
Aの足元に隠れながらも、顔を赤くしてこちらを見ている薺。
はっきり言って、すげぇ可愛い。
さすが、俺とAの娘！
薺「ぱぱ、薺、似合ってる？」
真新しい制服に身を包み、小さな身体で俺のところまでトコトコ走ってきた。
木「おお！すげぇ可愛いぜ。髪、ママに結ってもらったのか？」
いつも下ろされている薺の髪は小さく三つ編みにされていた。
薺「うん。ままにお願いしたの」
貴「へへん！どうだ！」
体を踏ん反り返しながら威張るAを見て、薺と一緒に笑った。
貴「あ、そろそろ行かなきゃ！」
木「おう、じゃあ行くか」
薺の手を取り、小学校への道を歩き始めた。
門をくぐり、薺と同じ制服を着た新一年生を見ると、一つ思ってしまうことがある。
薺は4月1日生まれで、学年で一番年下だ。
だからかは分からないが、薺は他の子たちと比べて見ると、かなり小柄だ。
それに人見知りが激しく、今もふるふると身体を震わせている。
そんな薺の頭にポンと手を置いた。
木「薺、そんな心配すんな。大丈夫！学校はすげぇ楽しいところだ！」
貴「そうよ。それに新しい友達もたくさん出来るんだから！」
俺とAの言葉に少し表情が和らいだ。
入学式が始まり、Aと共に後ろから薺の様子を見守っていると、薺の隣の席に座っていた女の子が薺に話しかけていた。
薺は驚いていたが、慌てながらも、嬉しそうに女の子と話していた。
貴「お友達、出来たみたいね」
木「あぁ。やっぱり心配する事なんてなかったな」
Aが嬉しそうに笑った。
俺の一番好きな顔。
貴「これから忙しくなりそうね」
木「それも嫌じゃないだろ？」
貴「当たり前でしょ。薺が沢山のお友達を連れてくるの、すごく楽しみなんだから」
そっとAの頭を俺の肩に引き寄せると、Aは少し顔を赤くした。
その顔も、嫌いじゃないぜ。
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咲耶 - 麗蘭さん» コメントありがとうございます！そう言ってもらえて嬉しいです！のんびり更新になるとは思いますが、また是非お越しください！ (2017年2月2日 23時) (
レス) id: f98cce10d6 (このIDを非表示/違反報告)
麗蘭 - 初コメです♪最高っすね〜！特に、木兎がヤバイww更新頑張ってください(￣^￣)ゞ (2017年1月29日 19時) (レス) id: ec41353617 (このIDを非表示/違反報告)
偽メカクシ団 - ｼｴ「ファイト！((о(>∀<)о))」空人「死絵、相変わらず可愛いですね」ｼ「キャァァ！？Σ(° Д° ) 空人いつからいたの！？」空「さっきからいました」ｼｴ「そ、そうなの(まるで黒●のバスケの黒●君みたい…)」←作者さんがﾊｲｷｭｰの次にはまってるアニメです (2015年4月12日 9時) (レス) id: 49a87a4f6c (このIDを非表示/違反報告)
咲耶 - 偽メカクシ団さん» ありがとうございます（´ω｀＃）自分のペースで頑張りたいと思います！ (2015年4月11日 9時) (レス) id: 99f977ff75 (このIDを非表示/違反報告)
偽メカクシ団 - ｼｴ「ありゃりゃ…そうなんだ〜…(´･ω･`)」よっすぃ〜(作者)『(可愛い〜…じゃあなかった)うーん大丈夫だよ、少しずつやればいいから』ｷﾄﾞ「(ﾖｼｻﾞﾜ…()の中が)そうだな少しずつ殺ればいいからな」よ『！？ｷﾄﾞ字が違う』ｷﾄﾞ「あ、つい」← よ『えっ』 (2015年4月10日 22時) (レス) id: 49a87a4f6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：咲耶 | 作成日時：2014年9月23日 12時
