木兎光太郎 ページ1
私と光ちゃんの間には子供が一人いる。
3歳になったばかりの息子、歩。
歩は光ちゃんに似て、とても元気だ。
光ちゃんの後輩である赤葦くんにも、よく懐いている。
そんな歩は今日、公園デビューなのだ。
貴「うぅ、なんだか緊張するなぁ」
木「大丈夫だって、俺がついてるだろ！」
いえ、それが一番不安なんです。
歩も少し緊張しているのか、私の影に隠れて公園の様子を見ている。
貴「よし、行くよ！」
歩の手を引き公園に入る。
公園には、既に何組かの母子が来ており、談笑していた。
貴「取り敢えず、話しかけなきゃ！」
光ちゃんも行くよ、と続けようと振り返ると、知らない子供と砂場でお山を作り、今はトンネルを掘っていた。
それを見て、歩は光ちゃんの所へ走って行った。
貴「ちょ、何してるのよ光ちゃん！！」
私も後を追いかけ、光ちゃんの元へ向かった。
木「何って……遊んでんだよ。公園デビューって、よその子供とも仲良く遊ぶことだろ？」
貴「いや、違くは無い……けど……」
何か違う。
私と光ちゃんが話していると、さっきまで光ちゃんと砂山を作っていた子が歩に話しかけてきた。
どうやら一緒に遊ぼうと言うことらしい。
木「お、早速友達で来て良かったな、歩」
歩「うん！ママもパパも一緒に遊ぼうよ」
木「いや、パパは此処でママと見てるよ」
だから歩は遊んでおいで。と言うと歩は少しガッカリした様子になるが、直ぐに友達の元へ行き、仲良くシーソーに乗り出した。
木「お、シーソーじゃねーか！くっ、俺も行けば良かった……」
貴「何、本気で悔しがってんのよ。私達はただ遊びに来たわけじゃ……」
女「あの、始めましての人ですよね？私、あの子の母です」
私の言葉を遮ったのは、歩と一緒に遊んでいる子のお母さんであった。
貴「あ、始めまして。木兎Aと言います」
女「よろしくね。良かったらあっちでもっとお話ししない？Aさんともっとお話ししたいわぁ」
とても優しそうな人……でも、光ちゃんもいるし、歩のことも……
木「行ってこいよ、A。歩のことは俺が見てるからさ」
貴「そう……？じゃあお願いね、光ちゃん」
ありがとう、と手を振り、奥様方の集団に加わった。
今日は光ちゃんのお陰で良いことがたくさんあった。
強くてかっこ良くて、頼りになる、私の大好きな旦那様！！
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咲耶 - 麗蘭さん» コメントありがとうございます！そう言ってもらえて嬉しいです！のんびり更新になるとは思いますが、また是非お越しください！ (2017年2月2日 23時) (
レス) id: f98cce10d6 (このIDを非表示/違反報告)
麗蘭 - 初コメです♪最高っすね〜！特に、木兎がヤバイww更新頑張ってください(￣^￣)ゞ (2017年1月29日 19時) (レス) id: ec41353617 (このIDを非表示/違反報告)
偽メカクシ団 - ｼｴ「ファイト！((о(>∀<)о))」空人「死絵、相変わらず可愛いですね」ｼ「キャァァ！？Σ(° Д° ) 空人いつからいたの！？」空「さっきからいました」ｼｴ「そ、そうなの(まるで黒●のバスケの黒●君みたい…)」←作者さんがﾊｲｷｭｰの次にはまってるアニメです (2015年4月12日 9時) (レス) id: 49a87a4f6c (このIDを非表示/違反報告)
咲耶 - 偽メカクシ団さん» ありがとうございます（´ω｀＃）自分のペースで頑張りたいと思います！ (2015年4月11日 9時) (レス) id: 99f977ff75 (このIDを非表示/違反報告)
偽メカクシ団 - ｼｴ「ありゃりゃ…そうなんだ〜…(´･ω･`)」よっすぃ〜(作者)『(可愛い〜…じゃあなかった)うーん大丈夫だよ、少しずつやればいいから』ｷﾄﾞ「(ﾖｼｻﾞﾜ…()の中が)そうだな少しずつ殺ればいいからな」よ『！？ｷﾄﾞ字が違う』ｷﾄﾞ「あ、つい」← よ『えっ』 (2015年4月10日 22時) (レス) id: 49a87a4f6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：咲耶 | 作成日時：2014年9月23日 12時
