【NARUTO】いやだから……… (ページ21)

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20話ページ21

「えっと、私の名前は歌鯉Aって言います。好きな物は林檎とかで、嫌いな物は焼き魚、虫全般、うるさい人。そして……将来の夢ねぇ……うーんと、まぁ平和にのんびりと安定した人生を送れればそれでいいかな。趣味は絵を描くことです。」

「A、やる気なさそーに言うなよ。」

「カカシさんには一番言われたくないです。」

「ああ、確かにそうだな。よし！4人とも個性豊かで面白い！明日から任務やるぞ。」

へぇ、いよいよかぁ。

「まずは、この5人だけで出来ることをやる。」

「何々何々何々何何々なーに？」

「サバイバル演習だ。」

うわー、なんか面倒くさそー。

「任務なのに、なんで演習なんかやるのよ。演習ならアカデミーで散々やったわよ。」

「ただの演習じゃない！」

「じゃあさじゃあさ、どんな演習なの？」

不敵に笑い出すカカシさん。

こんなカカシさん今まで見たこと……。

「俺がこれ言ったらお前ら引くからぁ……。」

「ん？」

「卒業生27名中、下忍として認められるのはたったの9名。残り18名は再び、アカデミーに戻される。つまり、この練習は脱落率66%以上の超難関テスト。」

えぇ……。そんなのアリ？

「ほらほら、引いたー！ま、そういうことで明日は演習場でお前らの合格不合格を判定する。忍道具一式持って朝5時集合！」

せっかく下忍になれたと思ったんだけどな……。

まぁ、やるしかないよねナルト。

「じゃま、解散。……あ、朝飯は抜いてこい。吐くぞ。」

あーあ、受けたくないなぁ。

現実味もなくただただ緊張感が襲ってくる。