【鬼滅の刃】友人の命を救ったらトリップしてた

36話 我が家 ページ39

＿Aside


やはり家に着く前に日が沈んでしまった｡
その為勿論鬼も出てきたが
全員斬った｡善良な鬼なんて
原作外だったとしてもほぼいないんだな……
比較的に弱い鬼ばかりだったから
かすり傷程度で済んだ｡
無事に家にも着いた｡
弱い鬼くらい無傷で斬らなきゃまずい…
これから鍛錬していこう…


A｢家に着いたよ

今は夜だから外に出てごらん｣


弟､妹｢ん……((ｺﾞｿｺﾞｿ｣


小さくなった兄弟が箱から出てきた


……ｽﾞｽﾞｽﾞｯ


そして元の大きさに戻る｡




妹｢…!花が綺麗………｣

弟｢本当だ…!紫陽花に…彼岸花かな?

すごく綺麗…桜の木とか紅葉、銀杏もある!!

あと…藤の花…………綺麗だけど………｣

妹｢拒絶反応みたいなのが出てる気がする…｣



そうだった…鬼は藤の花が苦手なんだ
どうしよう綺麗だけど伐採するしか無いかな…
でも私の血のせいで危険な目に
合わせてしまうかもしれない………………


A｢鬼は藤の花が苦手なんだ…

伐採した方がいいかな……??｣


弟｢うーん…綺麗だし勿体ない気もする…｣


妹｢でも藤の花があれば

他の鬼は寄ってこないよね??｣

A｢それはそうだけど妹や弟に

大きなストレス…負担がかかるんだよ?

今は2人とも一応鬼なんだし…

その証拠に拒絶反応?が出てるんだよね??｣


弟｢そうだけど…

切るのには勿体ないし

藤の花に慣れたら普通の鬼より少しは

強くなれるんじゃない??｣


妹｢そうだよ!!綺麗だし勿体ない!!!!

私達頑張って藤の花に慣れるから

切らないで大丈夫だよ!!｣


A｢でも…藤の花を克服した鬼なんて

聞いたことないよ……大丈夫かな…

やっぱり負担が大きいんじゃないかな??｣


弟｢本当に大丈夫だから…!!｣


妹｢克服してみせるよ!!｣


こんなにも強く言ってるし
もし本当に藤の花を克服する事が出来たら
少しは動きやすくなるかもしれない｡
太陽を克服する位すごいことになる｡
……とりあえず今は伐採しないことにしよう｡
その代わり体調が凄く悪くなった場合
すぐに切ろう｡鬼が来たら私がすぐに
斬れば大丈夫のはずだし……


A｢わかった｡

"今は"切らないでおくよ｣


弟｢……今は?｣


A｢ただし体調が有り得ないくらいに

悪くなった場合はすぐに藤の花の木を

伐採して藤の花をどこか遠くへ捨てるよ

それが条件ね??｣


弟､妹｢わかったよ!｣

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