【鬼滅の刃】友人の命を救ったらトリップしてた

32話 善鬼か､悪鬼か ページ35

＿Aside


私は稀血の中の稀血｡
その血を前にしてあの子達は
喰らいついてくるのか､
もしかした実弥さんのように
鬼が酔うかもしれない｡
稀血の中の稀血ならそうだろう｡


元十二鬼月の戦いで血を流した時
四肢を切断したから分かりにくかったけど
攻撃が少し雑になってた｡


私が稀血なのは確か｡
どうか耐えて､私の血を｡



A｢……ねぇ､妹､弟｡

私はこれからは一緒にいたいと思ってる

その事についてはどう思うかな??｣


妹､弟｢姉さんと一緒にいたい!!｣


A｢そっか､でもね私は最終選別に行って

頑張って生き残って鬼殺隊になろうと思うの｡

だから妹と弟がもし人を襲ったら

……辛いけど頸を斬ることになる｡

だから人の理性を保つ強靭な精神力が必要なの

だから正直辛いかもしれない｡

それでも一緒にいたいと思ってくれる??｣


妹､弟｢それでもいいから…

姉さんといたい!!一緒に居る!!｣


A｢…ありがとう

じゃあ人の血肉を喰らわないか

チェックするね｡｣


私は自分が持っている刀で
腕を少し深めに切った｡

痛いなぁ…けどその痛みにすら
やられてたらこの先大変だ｡
痛みの訓練がてらこの子達を試そう｡


弟｢ね、姉さん!?

なんで腕切ってるの…?｣

妹｢自分の体傷付けたら駄目だよ!!｣



……ゑ??



酔ってる様子も無ければ
涎とかを垂らしてる訳でもない
むしろ私の心配してる

稀血の中の稀血が平気なら
大抵の人はきっと大丈夫だよね


A｢…大丈夫そうだね｡

じゃあこれからは一緒に居ようね!!｣

妹､弟｢うんｯ｣

弟｢って傷の手当て!!｣


めっちゃ心配してくれるやん可愛い好き((

私は治癒を使い腕の傷を癒した


A｢これで大丈夫｡｣

妹｢よかったぁ…｣







私は家族全員に再会は出来なかったが
鬼にされてしまった弟と妹には
再会でき、さらにこの先一緒に
鬼殺隊として悪鬼を斬ることになった｡

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ラッキーカラー

あずきいろ

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