【鬼滅の刃】友人の命を救ったらトリップしてた

17話 居ない ページ20

煉獄side

朝起きたらAが居なかった｡
朝早くから出掛けたのだろうか
台所に行くと作りかけの料理があった｡
Aには申し訳ないが
米と切られていた食材を軽く調理して
食べた｡…Aは怒るだろうか?
取り敢えずAが帰ってくるまで待つか




＿＿＿＿遅い｡

明らかに遅い｡
Aに何かあったのだろうか
稀血だから鬼に狙われたのだろうか
でも今は朝だ｡鬼は出てこないはず……

もし夜中から外に行っていたら??

だとしたら鬼に襲われてもおかしくない
刀があっても日輪刀では無いから
頸を切る事が出来ない｡

嫌な予感がする

俺は急いで隊服に着替えてAを探した

周囲を探しても見当たらない｡
何処だ…A

そういえば任務先は
ここから少し離れている所だったはずだ
もしそこにいたとしたら危ない
そこにいる鬼は下級では無いからだ
強い鬼だと聞いている｡


俺は任務先に向かった｡


そこには血塗れたAと
必死に手当てをしている隠がいた
近くにはAの刀と恐らく鬼の着物が
落ちていた｡

隠1｢炎柱様…!!!｣
煉獄｢ｯ!!Aは!…彼女は無事なのか!!!!｣
隠2｢ｯ傷がとても深いです!
ですが息はしています!!
早く蝶屋敷へ運ばなければ行けないです!!
私達が今持っているものでは応急手当しか…｣
煉獄｢ｯ俺が運ぶ!!
すまんが俺に任してくれないか!!!!｣
隠2｢で…ですが……｣
隠1｢運んで頂いた方が
早く蝶屋敷に到着出来るかもしれません…｣
煉獄｢頼む!!俺に任してくれ!!!!｣
隠2｢では任せます｡すいませんお願いします…!｣
煉獄｢嗚呼!!｣

俺はAを姫抱きし
蝶屋敷に向かった｡
Aに負担が掛からないように走った

頼む…死なないでくれ…


しばらくして蝶屋敷に着いた


しのぶ｢あら煉獄さんどうしま…!?
どうしたんですこの子は!?｣
煉獄｢ｯよく分からない!!鬼にやられた!!!!
とにかく傷が深いんだ!!
いち早く治療をして欲しい…!!!!!!｣
しのぶ｢わかりました｡任せてください｣


＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿



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