【鬼滅の刃】友人の命を救ったらトリップしてた (ページ11)

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8話帰り道ページ11

＿Aside
んー山道はやはり険しいけど
全集中の呼吸のおかげで余裕やな( ･´ｰ･｀)
でも不思議な気配を感じる
私でも煉獄さんでもない気配…
人とは違う様な気配…まさか鬼!?
そっと羽織の下に隠した刀を握る｡
煉獄さんも背中に隠していたらしい日輪刀に
手をかけて警戒をしていた｡

!?鬼らしき気配がこちらに向かってくる
煉獄さんと同時に刀を抜いた
私が刀を持っていると思っていなかったのか
煉獄さんは少し驚いているようだった

鬼｢稀血ｨｨｲｲ!!｣
鬼は私に攻撃を仕掛けていた
攻撃を即座に躱した
それに稀血??原作では
煉獄さんは稀血ではないはず………
てことは私が稀血ね…って
全然聞いてないんですけどぉぉお!？

煉獄さんの方を見ると
鬼を斬ろうとしていたけど
鬼も攻撃を躱し再び私を狙ってくる

鬼｢相当濃い稀血だぜぇ…しかも女だ｣
A｢稀血?そんなもの知らないけど(大嘘)｣
鬼｢俺にとっては栄養価が高い餌だ｣
A｢私を餌扱いですか…貴方なんかの
餌になるほど弱くはないと思うけどね｣
鬼｢お前のただの刀では俺を殺せない｣
A｢斬ることぐらいはできますよ
女だからといって油断しないでください｣

煉獄さんが鬼を斬りつける
鬼は私に夢中になり過ぎて
煉獄さんの攻撃の反応が遅れたようだ

鬼がよろめいてるうちに私が脚を切断して
頸は煉獄さんに斬ってもらおう
私は日輪刀を持ってる訳では無いから
殺すことまでは出来ない

A｢杏寿郎さん頸を斬ってください!!
私は脚を切断します!!!!｣
煉獄｢!!うむ､分かった!!!!｣
A｢……雪の呼吸壱ノ型霙雪｣

鬼の脚は見事に切断された

煉獄｢炎の呼吸弐ノ型昇り炎天｣

そして鬼の頸も飛んだ

鬼は一瞬の出来事で驚いていた
鬼からは私達への憎しみの感情を感じた
私は鬼の方を向き微笑んで
A｢来世では道を間違わないようにね｣
と言った｡鬼は目を見開き
鬼｢ありがとな…｣
と言った｡穏やかな感情……
表情まで穏やかな笑顔だ
本当は心優しき人だったのだろう
どうか安らかに

鬼舞辻はかっこいいしイケメン()だけど
鬼をこれ以上増やさないで欲しい……
そして鬼と人が仲良くなれる世界に…
なんて考えてると煉獄さんが話しかけてきた｡