五条先生が呪霊になった話【呪術廻戦】【五条悟】 (ページ2)

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2．出会い① ページ2

「ここがAの寮だ。」

意外と綺麗な感じ。

『わかりました。ところでお隣は……』

ガチャ

タイミングを見計らったかのようにドアが空いた

「ん……転校生ですか？」

真っ白な髪の毛のその人の真っ赤な目が真っ直ぐ私を見下ろした。

「あぁ。昨日言ったAだ。A、この子は嶺二だ。仲良くしてやってくれ」

『よ、よろしくお願いします……！』

「うん。よろしくね」

なんてお美しい顔なんだ目が潰れるかと思った。

なんて思いつつ自分の寮の片付けをする。

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片付けも授業も終わって今日はもう休んでいいと言うことだったので寝ていた。

なんだか騒がしい……。

「おい！あの特急呪物はどこだ！？」

「わからない！突然無くなったんだ！ちゃんと鍵まで閉めて保管してあったのに……！」

特急呪物……？

外からそう聞こえてきたが、眠気で頭が冴えない。

取り敢えず起きようとベットから足を下ろしたら、ビー玉のような綺麗な青色のものが転がっている。

何かシールのような物が貼ってある。

シールない方が綺麗なのに……とぼーっとしながらカリカリと爪で剥がそうとする。

なかなか取れない……。

　ペリッ

『！……取れた』

真っ白な煙がビー玉から出てきた。

『な、なに！？』

「あｧ～、ようやく出てこれた」

『な、なんで……』

「あはは、怯えちゃって～。ここの高専の生徒なんだね？懐かしいなｧ」

今日の授業で一通り祓うことについて学んだから構えてみる。

だが、こんな大きな力を感じたことなく、動けない。

『は、祓う……祓わなきゃ……』

「無駄なことしない方がいいと思うよ？僕は元最強呪術師で、現在宿儺に並ぶ最強呪霊だよ」

「君も結構呪力強いんだね？でも、そんなひよっこじゃ僕がすぐに取り込んじゃうよ？」

まさか……まさかまさかまさか……！！

「あ、やっと気づいたかな？僕が、五条悟だよ♡」

私の人生。

終了のお知らせかもしれない。