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潤くんってまさかどっかのお金持ち?
それで、こんな小さい……
マンション見たことない、ってこと?



至って普通などこにでもあるマンション。



12階建ての3階。



別に、何も驚くことない部屋のはず。




だから、聞いてみたくなった。
潤くんはどこに住んでいるのか。





『ねぇ、潤くんさ、どこに住んでんの?』



『………406』




『『え?』』




智くんも、俺も頭の中は
ハテナでいっぱいで理解出来ずにいたら。




『俺も。ここ住んでるの。
……1つ上の階の右斜め。』



『櫻井さんは?』



何故か俺だけ名字だし。
さん付けだけど。
そこは、気にせずに行こう。


『智くんちの隣で、 304』



思いがけず起きた偶然に
智くんの勘ってたまにすごいよな。




そんなことを考えながら
エレベーターで部屋に向かった。




みんな部屋の間取りは一緒だから
説明しなくたってリビングの場所は分かる。




2LDKだし、そこまで広くはないけど。



1人には十分すぎるぐらい広い部屋。

18歳、夏。→←・



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設定タグ:病系 , お山じいまご天然大宮 , 嵐大野智   
作品ジャンル:泣ける話
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作者名:さとか | 作成日時:2018年8月23日 21時

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