粟田口三振目の脇差が実装されました (ページ5)

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第肆話ページ5

桔梗藤四郎目線

『ん…ぁ…』

ここ…どこ？

僕たしか検非違使の大太刀に殺られてそのまま
ぐさりといったんじゃ…

でも…なんで？

傷が無い…

困惑してると誰かに声をかけられた

？｢おお！起きたか！桔梗！｣

…っ！知らない人…

何故僕の名前を知っているの？

っと牽制の意味で本体を向けると

？｢ん？ここで本体を出すのは危ないぞ？｣

全然通じていないのか、僕の望む答えとは全く違う返答が帰ってきた。

でもまあ、本体を向けられているのに、危機感が無さすぎる。

どうしたものか、殺.す？

僕はれあと言うものらしく、一振しか実装されていない、言わば本霊だ。

その僕を狙って出陣途中に誘拐など数多あった
それを良しとしなかったあの男が僕を殴るなど、
日常茶飯事だ

大抵誘拐された本丸の審神者に言われる言葉は
｢もう大丈夫だよ？｣や｢怖かったね…君の兄弟達もすぐに助けるからね…｣等だった

一度僕は一人の審神者を頼り、そこで利用された

だったら…利用される前に殺.す

死ぬ覚悟は出来てるな？男

↑全て心の中で喋っているため。鶴さんは内心
(･∀･；)？な状態です

『死ぬ前に僕の声が聴けたんだ…
逝った先には御加護があるよ…』

？｢ん？どうした？……っておい！？｣

ｶﾞｷﾝ

あ、殺せなかった…

でもなぁ…会心の一撃出しちゃったし
死ぬ前にって言っちゃったし…

嘘ついちゃいけないしなぁ…

？｢おい鶴！？何事だ！？｣

あ…また人が、増えた

鶴？｢いやぁ、桔梗がいきなり斬りかかって来たからな！驚いたぞ！｣

僕の会心の一撃が"驚いた"？

それで済まされるの？

・・・こいつら…どうかしてる

こんな時、兄弟達だったらいい方法を思いつくのだろうが、僕にはさっぱりだ

あ、厚樫山に戻ってもう一度折られに行くのも
良いかもしれない

おっしゃぁ…おら、わくわくすっぞ！
↑果てしないキャラ崩壊

でも、その為にはこいつらどうにかしないと…

？｢姉妹、もう目を醒ましてますかね！｣

？｢もう三日だ。醒めていても可笑しくない｣

この声は…兄弟？

=͟͟͞͞( ๑`･ω･´)

僕はそう認識した後、約0.2秒で走って、襖を開けた

鯰尾｢うわっ！？姉妹！？｣

骨喰｢まだ寝てなくていいのか？｣

【平気。それより、兄弟達に会えてよかった。
あの人間をどうにかしてくれないか？】

鯰尾｢あれ？主さんのこと？｣

主って誰？

骨喰｢あの、紺色の髪の方だ｣