百&泡瀬〜彼女に捧げるクリスマスプレゼント〜【ヒロアカ】 ページ33
＊特別出演で轟君と葉隠ちゃんが出ます。
＊百ちゃんが轟君に片思いしてる表現があります。
＊泡瀬君が百ちゃんに片思いしてる表現があります。
百side
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葉「もうすぐクリスマスだね」
百「はぁ…そうですわね」
葉「どうしたの?ため息なんかついて」
百「クリスマスですのに両親が出張で1人なんですの」
葉「だから、告白しちゃいなよ。轟に!彼氏出来たら1人じゃないでしょ!」
百「私なんて無理ですわ。ふられてしまいます」
葉「期末テストの実技試験からずっと好きだったんでしょ?ヤオモモは男子に人気なんだからもっと自信持ちなよ〜」
百「人気って……泡瀬さん、またこっちを見てますわ…」
葉「あいつ、気持ち悪いよねー」
百「最近、ずっと見られたり、帰りに後ろをつけてきたり少し怖くて…」
葉「それ、ストーカーじゃん!」
百「えぇ、どうしましょう?」
葉「ああいうのは相手にしないのが1番!無視無視!他の女子にも無視するよう広めとくね」
百「葉隠さん、それはやり過ぎでは…」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
泡「な、なぁっ!」
百「泡瀬さん…!?」
泡「や、八百万に話があるんだが」
百「えっ…」
どうしましょう…。
逃げた方がいいのでしょうか…?
泡「少しだけ…聞いてほしいんだ」
泡瀬さん、顔が真っ赤ですわ…。
百「少しだけなら…」
泡「…サンキュ」
百「はい…」
泡「あ…のさ…あ、えぇと…ずっと好きだった!俺と付き合ってくれ!」
百「ごめんなさい…」
泡「そうだよな…俺なんか…無理って分かってたんだ」
百「私…」
泡「八百万は轟が好きなんだろ?」
百「えっ…?何故知っているのですか?女子にしか知らないはずなのに」
泡「八百万の事なら何でも知っているんだ。好きな食べ物はパンケーキって言ってるけど本当は焼き芋と饅頭が好きって事。ペットの金魚にリョウヤ、コタロウって小説の登場人物の名前をつけている事。初恋の相手は幼稚園の…」
百「も、もういいですから…」
泡「あ、すまん…こんな奴、気持ち悪いよな。なぁ、恋人は諦めるから八百万の1番のファンでいさせてくれないか?」
百「ファンですか?」
泡「あぁ、ダメか?」
百「これからは…つきまとったりしないでくださるなら…」
泡「八百万の嫌がる事はしない」
続く
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作者名：なめこ | 作成日時：2019年4月14日 16時
